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2016年3月23日

「葛飾区 郷土と天文の博物館」は、正に昭和にタイムスリップしたような不思議な空間でした♪

控室でメイクをしてもらいました。当時は自分でドーラン塗っていたのに、今やVIP待遇!? 

利根川の河川敷で“ダイジョ~ブ!!” ここでは、年功序列で? 私が白影を選び、みうらさんが赤影、O野が青影でした。

3人の後ろにあるのが、みうらさんが「クロマキー合成」で飛び乗った木です!!

ジャ~~~ン!! これぞ、3人とスタッフで再現した「青影の大好物“忍者食”」です!!

撮影で使わせて頂いた喫茶店「セピア」も、懐かしい昭和グッズがいっぱいで、とっても楽しいお店でした。

「バッタもん」にて、撮影も終了に近づき、キャメラマンさんやスタッフの皆さんとも和気藹々です。

『仮面の忍者 赤影特番~みんな「赤影」が好きだった~』再放送は、時代劇専門チャンネルで、3月22日(水)22時14分~、26日(土)7時~、4月17日(日)早朝4時~。
視聴出来る方は、是非ご覧ください!!

 お久し振りです。三寒四温とは言うけれど、ここ1ヶ月程は、暖かい日と寒い日の温度差が激しくて、ずうっと鼻がムズムズしています。皆さんは、大丈夫ですか? 気をつけて下さいね。

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 3月5日より時代劇専門チャンネルにて『仮面の忍者 赤影』が、4話づつ放送されています。それに先駆けて特別番組を制作し、出演する事になり、2月17日、朝9時、常磐線綾瀬駅で待ち合わせ。
 ショッカーO野も出演するので(実は、私が巻き込んだ。だって、O野が居ると、それだけで、なんか安心出来るからね!)駅に来た。迎えのスタッフも合流し、タクシーで最初の撮影現場「葛飾区郷土と天文の博物館」へ。ここは、10年ぐらい前に、『あの人は今』的な番組の収録で、『チャコちゃんシリーズ』の四方晴美さん、『超人バロム・1』の高野浩幸君と3人で撮影をした所である。なんか、不思議な気分である。
 そんな思いにふけっていると、もう1人の出演者・みうらじゅんさん到着。みうらさんとは、以前、新宿で偶然お会いして挨拶をした事があるので、最初から普通にお話をする事が出来た。みうらさんも同じ気持ちだった様で、「前に会っといて良かった」と、言っていた。
 昭和30年代の雰囲気を持った部屋で収録開始(この部屋、以前の収録でも使用した)。みうらさん、開口一番、「赤影の事について話すと、一晩かけても足りませんよね」この言葉から始まり、子供の頃、私が京都で通っていた小学校で待ち伏せした話。撮影を見学する機会があり、その時、私にサインを書いてもらったと言い、現物を見せてくれました。今のサインと全然違うので、O野が、「こういうサイン書いてたんだ!?」と言った。
 ここでディレクターが、『赤影』のタイトルバックや色んな場面を見せてくれた。結構面白くて、3人の会話も弾んだ。ショッカーもそうなんだけど、みうらさん、本当に『赤影』が好きなんだなと思った。
 ここでの収録は2時間ほどで終了。利根川の川っぺりへ移動。そこで我々に、忍者ごっこをしてもらいたいそうだ。「忍者ごっこだって」私が言う。どんな事をするんだろうか、なんて思っているうち、利根川にロケバスが到着。
 バスを降りる。寒い!! 利根川の川風が体にしみる。
 ここでは、ショッカーが大活躍!! 刀の使い方や、カメラワークなどを指導してくれた。寒い中でも、何とか楽しく撮り終えた。大急ぎでバスへ。暖かさにホッとする。
 今度は柴又へ移動。帝釈天の参道にある駄菓子屋さんで撮影。『赤影』の中で、私が食べた「忍者食」という物がある。これを再現させようとして、駄菓子屋さんへ。マーブルチョコ、フィンガーチョコ、その他いろいろ。買い込んだお菓子を持って、近くのレトロな喫茶店「セピア」へ。
 ここでも、いろんな話をした。みうらさん、楽しんでいるようだった。私は、『赤影』に関していえば当事者であって、ファンではない。だから、みうらさんの話は、新鮮なものに聞こえた。ショッカーとも話が弾んでいた。
 みうらさんとは、ここでお別れ。我々はロケバスに乗って、最後の収録現場「バッタもん」へ。
「バッタもん」に入ると、すぐビール。飲みながらディレクターに、京都で収録してきた映像を見せられる。そこには何と、『赤影』撮影当時、スタッフだった人達が映っていた。
 このHPではお馴染みのサガショーこと佐賀彰さん、スクリプター(記録)だった野崎八重子さん、助監督だった岡本静夫さんの3人です。野崎さんは今も現役で、『必殺シリーズ』などで頑張っていらっしゃいます。『赤影』が、最初の仕事だったそうです。『赤影』の主題歌を歌って泣いていた。
 岡本さんは、『銭形平次』などで監督を務めて、私が出演した時にも監督でした。その時、つい昔のよしみで、「おかもっちゃん」と呼んでしまった。岡本さんも、私の事を、「よしぼん」と呼んでいたけどね。
 サガショーは、『赤影』の台本を30冊ぐらい持って来ていた。また、サガショー1人別行動で、撮影所の中を案内していた。白影の凧を吊ったクレーン、当時使っていたキャメラなど紹介してくれていた。
 3人の会話も貴重なものでした。撮影中のエピソードは面白かった。特に倉田準二監督が台本を持っていなくて、思いつきで撮っていて、そのたびにスタッフが大変だった事、それでも楽しかった事、私の知らない事が多かった。でも、皆元気そうで、何より。また会えるかな。この日、一番の収穫は、この3人の話だった。
 収録も終わり、ディレクター、女性スタッフ達と「バッタもん」で軽く打ち上げ。スタッフが引き上げた後は、私とショッカーO野、そして途中参加のTさんとNさん(この2人は、私がむりやり呼んだようなものです)で、飲み会。この日あった事を肴に、飲んだなァ。
 本当、久々にいっぱい飲んだ。楽しかったなァ。みうらさんも良い人だったし、ショッカーO野もお疲れ様でした。寒かったけど、楽しい1日でした。

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 春がそこまで来ています。花粉も飛んでいるようです。体調気をつけて下さい。

      それでは また

金子 吉延

 
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