●2002/02/17 (日) 窮屈
さて、エロゲは窮屈だ。
どこが? それは以下の2点だ。(シナリオに関して)
1. オチは必ずハッピーエンド(しかも女の子との)
2. 一人称文体
舞台設定がどうだろうが物語の構造が相当に限定される1も問題だが、2の、常に一人称で物語らねばならないというエロゲの構造は相当に根深い問題を孕んでいる――。というかウザ。
お前(=エロゲ屋=エロゲーマー=現代ニッポンの都市住民)なんか知らねえよ、てな気分になってしまうんですよ、オレは。みんなはならねえのかなぁ。
エロゲ・シナリオ屋のうちどれくらいが一人称性に殺意を抱いているのか知らんけど、まあ気にならない人は幸せモンだ。あやかりたいデス。
空疎な心理描写と、時間の短縮不可能(困難)――この呪縛から逃れるためには、三人称でやりゃあいいてな話だが、ゲーム(エロゲ)の場合そう簡単には行きそうにない。
三人称のエロゲ。
根本的かつ、チャレンジする価値のある問題なので、今後ちょとマジメに考えてみたい。
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