2001/
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●2001/11/17 (土) 夏の夕暮れ時 国道沿いの駐車スペースで見かけた女の子とお母さん。 焼けたアスファルトの熱でうだるような暑さ。トラックのアイドリングがやかましい。 ベンチでぐったりするお母さん。乗ってきた軽自動車の周りをうろうろする女の子。 なにをしているのかと見ていたら、休憩所の食堂から板さんが出てきた。客が途切れて手が空いたらしい。 板さんはケンカの強そうな渋いおじさんだ。 女の子は、このお父さんを待っていたのだった。 女の子は車のドアをあけて、運転席のなにかを見せながら、お父さんになにか説明している。一心に、朗らかに笑いながら。 この光景に、どうしてか僕はとても心洗われた。 この清潔な風景は今も鮮明に思い出される。 |