象気功

コトタマ
言霊の人体における反応部位



序論2
コトタマの組み合わせによる影響



ううむ、なんだな、毎日更新だ。

さて、コトタマは一音一音でも、それぞれが人体の部位に個別に影響を与えるわけであるが、これを組み合わせると反応部位は臓器単位になったり、身体下部中心になったり、あるいは身体上部中心になったり、あるいは頭部中心になったりというように、意図した部位の氣道を開くことができるのである。


氣道が開くということは毛細血管が開くということであるので、その部位が活性化されるということである。

また、氣道の開いた部位により、氣が上がったり下がったりするので、精神状態にも多大な影響があるわけである。


これを利用した端的な例がマントラ・真言や呪文であるわけである。

マントラ・真言や呪文により、肚が坐って気持ちが落ち着いたり、氣が上がって不安になったり、さらには恐怖心でいてもたってもいられなくなったりするのである。


また、姓名も同様である。

姓名によっては、たとえば知性を中心に開かれ、あるいは逆に無知性が開かれるひとつの要因となったりするわけである。

しかし、これはひとつの要因ということであって、すべてではないのは言うまでもないことである。


その人物の運命を決定する性格・嗜好・能力・健康状態・運気などは、ご先祖様・ご両親からうけついだDNA遺伝子のタタリや、お育ちになった環境などを含めて、複合的な要因で決定されるのである。

逆に言えば、その複合的な要因のひとつのコトタマの組み合わせを操作することにより、運命を変えることができるということである。


もちろん、「要因のひとつ」であるから、劇的に何かが変わるということではなく、象気功メソッド基本タームの「やらないよりはマシ」という範囲内であるということである。

名前を変えただけでも運気が変わるということは、どなたもなんとなくわかると思うのである。


呼び名により、身体の開く部分のバランスが変わるためである。

たとえば芸能人は、名前にこだわり、人気が出ない時には変えてしまうわけである。

芸能界にお住まいの皆さんは、その効果を経験による感でわかっているからである。


ところが、タレントでもない限り、親により一度付けられた名前は、一生にわたってご使用になるのが普通であるので、一般人にはその効果を実感できないのである。

その名前も、自分の意図ではなく、勝手に付けられてしまうのであるから、DNA遺伝子や親からの胎教、幼児期の環境などと同様に、いわば神の意図であるわけである。


もちろんニックネームを変えただけでも、その効果はそれなりにあるが、ニックネームも他人によって付けけられるので、自分の意図ではなく神の意図であるということになるのである。

その神の意図を操作しようというのが、コトタマの組み合わせによる影響であるわけである。


その組み合わせのためには、一音一音が身体のどの部位に影響を与えるのかを知らなければならないのである。

それを知ることにより、効果を意図した、いわば独自のマントラ・真言を作ることも可能である。

象気功の独壇場である。

続く。

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