象気功

コトタマ

言霊の人体における反応部位




コトタマの反応部位「りょ・リョ」


てけれっつのぷーのコトタマの反応部位は「りょ・リョ」の解説である。

まあ、なんである、そうね、何を言おうかね。

何も考えてないんかい!というツッコミが妥当であるが、そうなんである、何も考えてないんである。


ということで、「りょ・リョ」のコトタマの反応部位はへそと恥骨の中間の周囲である。

言い方を変えるとへそから指4本分ぐらい下あるいは骨盤の中央の周囲である。

経絡経穴でいうと全正中線を通る任脈の関元穴の周囲である。


もちろん関元穴そのものということではなく、その周囲ということである。

いわゆる丹田の部位であるので、小腸を中心として、大腸、直腸、結腸等に影響があるわけである。

まあ、象気功では十数年前の開設当初から言い張ってる通り、人間の原点は腸であり、特に小腸はもっとも重要な臓器である。


人間の起源を辿ると、いわば食って出すだけの管である腸だけの存在であったものに、脳を始めとした他の臓器が後になって派生して、数億年の時を経て今の人体になったわけである。

人間の思考や行動を制御しているのは潜在意識あるいは深層意識であると言われるわけであるが、それを作り出しているのは腸である。


たとえば、大脳の前頭前野による表層意識あるいは顕在意識で「あそこに行こう」と決めたと思っていても、それをそのように思わせているのは腸である。

このように、潜在意識あるいは深層意識を作り出しているのは腸であるから、あなたの思考とは無関係に腸が勝手に行動を制御しているわけである。


その思考ももちろん腸に制御された脳が作り出したものである。

さらに言えば腸の状態で細胞が変わり思考が変わり行動が変わり、結果として腸の状態に適した人生が構築されるわけである。


その中心が小腸であるが、小腸の部位が取りも直さず「丹田」の部位である。

科学も医学もへったくれもない時代に感覚で、どうも臍の下に意識を置くと、とりあえずは気持ちが落ち着くてなことで、そのことに気づいた先達が「丹田」あるいは「肚」てなことを言い始めたわけである。


日本の武道では臍下丹田そのもののことであるが、上丹田、中丹田、下丹田、本丹田なんて丹田をあれこれ作って楽しんでる中国式に言えば、おおむね下丹田の部位である。

ことほどさように腸は重要な存在であるが、さらに5m~7mもある小腸内部には腸内フローラと言われる腸内細菌が100兆個もごっそり住み着いて、その意思は小腸本体に大きな影響を与えるのである。


かくのごとく腸の良し悪しが脳を始めとした人体すべての方向性を決定するわけであるが、ことに小腸に影響を与える「りょ・リョ」のコトタマはあなたの人生に大きな影響を与えるのは言わずもがなである。


さあ、今日から「りょりょりょのりょーっ」と日夜わめいて腸内の血流を改善し、腸内細菌を活性化し、健康上はもとより、どっしりとした丹田を作り、人生をいやが上にもやらないよりはマシの範囲内で良い方向に向けようではありませんか。

低知能低能力の親から生まれて、果たしてそんなに簡単に良い方向に向くかな?

いやん、それは言わんといて。

続く。

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