祭りの日それぞれ

 

 

ワット・マハタート南側の仏塔

 


  
睡蓮の花(右の二つ)と浮かぶクラトーン
 クラトーン(葉の器)の中には、ローソクと線香が立てられ、花やお金が入れられる。

 

 

 

村や町ごとにクラトーンの美しさを競うコンテストが行われる。
名誉がかかっているので真剣だ。池の中に入って最後の調整。

 

 

何万もの炎を灯すのは、大変な陰の仕事だ。麦藁帽子をかぶった
おばちゃんの顔が、種火に照らされ赤く染まる。

 

 

 

中学生だろうか。女の子二人大空の下、仏の前に座し、祈りを捧ぐ。

 

 

 

 

 

仏のもと、おとなたちは酒や料理に舌鼓を打ち、子供たちは花火に興ずる。
「花見」ならぬ「仏見」である。

 

 

 

 

手を離れたクラトーンの命は短い。クラトーンに入れられた小銭を子供たちが奪うからだ。しかし、とがめる人はいない。
施しとなり、徳をつむこと(タン・ブン)となるからであろう。

 

 

 

水面に浮かぶワット・サッシー
池の中にも竹筒が立てられ、日が火が灯される。

 


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