力強い声が極めて印象的であり、彼女の持つ意志力をまざまざと感じさせてくれます。実際に、彼女は「ハッド」(1963)でアカデミー主演女優賞を受賞した後、脳の障害で倒れますが、強固な意志力で回復し、回復後の第一作「The
Subject Was Roses」(1968)で再びアカデミー主演女優賞にノミネートされます。但し、そのような経過のゆえか、「The Subject
Was Roses」での彼女は、前作の「危険な道」(1965)での彼女と比べても、かなり老けた印象を受けます。また、「ティファニーで朝食を」(1961)では、オードリー・ヘップバーンに入れあげるジョージ・ペパードから颯爽と去ってゆくモダンな姉御を演じていたのが印象的でした。ゲーリー・クーパーとのロマンスは、当時の映画ファンなら誰でも知っていたことでしょう。 |
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1949
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恋の乱戦
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1961
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ティファニーで朝食を
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1949
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摩天楼
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1963
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ハッド
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1950
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命ある限り
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1965
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危険な道
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1950
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破局
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1968
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The Subject Was Roses
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1951
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太平洋機動作戦
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1972
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バクスター
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1951
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地球の静止する日
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1981
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ゴースト・ストーリー
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1957
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群衆の中の一つの顔
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