研究テーマ->ドラム演奏->スネアドラム

 

大阪で活躍中のSugarSweetでドラムを担当しているH氏(仮名)による、ドラムと演奏法の解説です。

 

 

 

名称と外観 材質と大きさ ヘッド チューニング セッティング ミュート 奏法 好きなドラマー
 
名称と外観
スネアは英語でsnareと綴り、 動物・鳥などの足を捕らえる「罠」のことですが、楽器に対して使用される場合、「響き線」の意味になります。スネアドラムでは、スナッピー(響き線)がウラ側のヘッドについています。
聴衆からは見えにくいですが、ドラマーの正面の最も近く、しかも両足で挟みこむような位置にあり、ドラムセットにおいては、最も大切 な部分でもあります。
材質や形状(主に深さ)や奏法によって音色の変化も大きいため、ドラマーの主張と個性の現われる部分でもあります。
ドラムセットは持ち運びが大変なため、練習スタジオやステージでは、自分のものではなく、そこに置いてあるものを使うことがありますが、スネアだけ持ち運んで自分のものを使うということも多くあります。

 

各部名称  

打面はヘッドといいます。
ヘッドはコーテッドのエンペラーです。

コーテッドとは、白いコーティングのことで、触るとザラザラしています。スネアドラムのヘッドには、コーテッドが使用されることが多いです。
エンペラーはヘッドの厚さを示す言葉で、最も厚いものをエンペラーと言います。硬い音色がします。
裏面の帯状のものは、スナッピーと言います。
側面のスイッチです。
 
   
 
書籍とCDの紹介