エクセル保存時の Web オプション
エクセル保存するときの Web ページオプションを理解する
この項の出典は、Microsoft のページ 「Web ページのオプション」 からです。
Microsoft Office Excel で保存したりインポートしたりできる Web ページの各種機能と設定は、[Web オプション] ダイアログ
ボックスを使用して制御できます。
Web ページのオプションを変更するには、[ツール] の横にある矢印▼をクリックし、[Web オプション] をクリックします。
「全般」 タブ

- [数式の保持に必要な非表示のデータを保存する]
- このチェック ボックスをオンにすると、ファイルのサイズは増えますが、発行対象として選択された範囲には含まれていない、数式の外部参照データを保持できます。これが既定値です。外部参照データを保持せずに数式を計算後の値で置き換え、ファイル
サイズを小さくするには、このチェック ボックスをオフにします。
- メモ このオプションは、Microsoft Office Excel 2007 で廃止された Office Web コンポーネントを使用する対話型
Web ページにのみ適用されます。
- [Excel で作成されていない Web ページから図を読み込む]
- このチェック ボックスをオンにすると、他のプログラムで作成された図が読み込まれます。これが既定値です。このチェック ボックスをオフにすると、他のプログラムで作成された図は無視されます。
「ブルウザー」 タブ

- [対象ブラウザ] セクション
- [この Web ページを参照する時に使用するブラウザ]
- 表示用としてサポートする最も古いバージョンのブラウザを選択します。既定では、Internet Explorer 4.0 が選択されます。
- [オプション] セクション
- [PNG をグラフィックス形式として使用する]
- このチェック ボックスをオンにすると、PNG (Portable Network Graphics) (PNG: 一部の Web ブラウザーがサポートしているグラフィックス
ファイル形式。PNG (ポータブル ネットワーク グラフィックス) ではイメージの可変透明度や、イメージの明るさのコントロールがサポートされています。PNG
ファイルは圧縮されたビットマップです。) グラフィックス形式が有効になります。PNG グラフィックス形式を無効にするには、このチェック ボックスをオフにします。これが既定値です。
- [フォント指定に CSS を使用する]
- カスケード スタイル シート (CSS) を使用するには、このチェック ボックスをオンにします。これが既定値です。対象ブラウザがサポートしていないなどの理由でカスケード
スタイル シート (CSS) を使用しない場合は、このチェック ボックスをオフにします。
- [VML を使ってグラフィックスをブラウザに表示する]
- ブラウザでのグラフィックスの表示に Vector Markup Language (VML) を使用するには、このチェック ボックスをオンにします。これにより、Web
ページのダウンロードを高速化できます。対象ブラウザが VML をサポートしていないなどの理由で VML を使用しない場合は、このチェック ボックスをオフにします。これが既定値です。
- [新しい Web ページを単一ファイル Web ページとして保存する]
- サポート ファイルのコンテンツ (行頭文字、背景テクスチャ、グラフィックスなど) を Web ページに埋め込み、すべてのファイルを単一ファイル
Web ページ (.mht、.mhtml) として保存するには、このチェック ボックスをオンにします。これが既定値です。Web ページとサポート
ファイルを別々に保存するには、このチェック ボックスをオフにします。このオプションは、クイック アクセス ツールバーに [Web ページとして保存]
コマンドを追加した場合に使用されます。
「ファイル」 タブ

- [ファイル名と保存場所] セクション
- [関連ファイルを一つのフォルダに保存する]
- このチェック ボックスをオンにすると、行頭文字、背景テクスチャ、グラフィックスなど、すべてのサポート ファイルが独立したサブフォルダに格納されます。これが既定値です。サポート
ファイルを Web ページと同じフォルダに保存するには、このチェック ボックスをオフにします。
- [可能な場合は長いファイル名を使用する]
- Web サーバーで長いファイル名 (スペースを含むファイル名または 8 文字を超えるファイル名) がサポートされている場合は、このチェック ボックスをオンにすると、長いファイル名が使用されるようになります。これが既定値です。Web
サーバーがサポートしていないなどの理由で短いファイル名 (8.3 形式) を使用する場合は、このチェック ボックスをオフにします。
- 参照: ドット 「.」 などをフォルダー名に使用できないサイトの場合の対応
- [保存する時にリンクを更新する]
- Web ページを移動またはコピーするとき、サポート ファイルの移動やコピーを行わず、Web ページの相対リンク アドレスを更新するには、このチェック
ボックスをオンにします。更新処理は、移動またはコピーした Web ページを保存したときに実行されます。Web ページの移動時またはコピー時にサポート
ファイルも移動またはコピーするには、このチェック ボックスをオフにします。これが既定値です。
- [標準のエディタ] セクション
- [Office で作成した Web ページの標準エディタとして Office を使用する]
- Microsoft Office プログラムが Web ページの標準エディタとして登録されているかどうかを確認するには、このチェック ボックスをオンにします。標準のエディタとして別のプログラムが登録されると、Web
ページの保存時に、Office プログラムを標準のエディタとして復元するかどうかを確認するメッセージが表示されます。これが既定値です。このメッセージが表示されないようにするには、このチェック
ボックスをオフにします。
「図」 タブ

- [対象モニタ]
- [画面サイズ] ボックスで、画面のサイズを選択します。
- [ピクセル/インチ] ボックスで、ピクセルのサイズを選択します。
- グラフィックスやテキストの折り返し位置は、ビデオ解像度 (画面サイズに対する相対的な画面要素のサイズ) によって変わることがあります。指定した画面サイズは、グラデーションを適用したページ背景など、ブック内の画像のサイズとレイアウトに影響する可能性があります。ピクセル
サイズは、画面上のテキスト サイズに対するグラフィックスの相対的なサイズに影響します。
「エンコード」 タブ

- [再読み込み時のエンコード]
- ページのエンコードに使用されていると思われる言語を選択します。この設定は、それ以降のページが読み込まれたとき、言語のエンコードを判別できなかった場合にも適用されます。
- Web ページを開いたとき、Office Excel では、そのページで使用されているエンコード (エンコード: HTML 形式またはテキスト形式のファイルに含まれる文字を表すバイトのこと。Unicode
エンコードでは、すべての言語のあらゆる文字がサポートされており、Internet Explorer 4 以降、Netscape Navigator
4.0 以降であれば正しく表示されます。) を判別しようと試みます。Web ブラウザでページを開いたときに間違った文字が表示された場合は、その
Web ページで使用するエンコードを選択できます。テキストが正しく表示されるまで、各エンコードを試してください。
- [このドキュメントを保存する形式]
- Web ページの保存時に使用するエンコードを選択します。
- [常に Web ページを既定のエンコードで保存する]
- このチェック ボックスをオンにすると、コンピュータの既定のエンコードが使用され、[このドキュメントを保存する形式] ボックスは使用できなくなります。[このドキュメントを保存する形式]
ボックスを有効にし、指定したエンコードを使用できるようにするには、このチェック ボックスをオフにします。この設定は、他のソースからページを再利用し、すべてのページを単一のエンコードで保存する場合に便利です。これが既定値です。
「フォント」 タブ

- [文字セット] Web ページで使用する文字セットを選択します。
- [プロポーショナル フォント] および [サイズ] 標準のテキストで使用するフォントとサイズを選択します。既定のフォントは [Arial] で、既定のサイズは
10 です。
- [固定ピッチ フォント] および [サイズ] 固定ピッチのテキストで使用するフォントとサイズを選択します。既定のフォントは [Courier
New] で、既定のサイズは 10 です。
- Excel に Web ページをインポートしたとき、Web ページやテキスト ファイルに間違ったフォントが適用された場合は、ページのエンコードに使用されていると思われる文字セットを選択できます。その後、選択した文字セットに応じたフォントの一覧から、適切なフォントを選択できます。
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