CNGバス−富士急行グループ−


富士急行グループは、富士登山バスの環境対策を図るため、1990年代後半からCNGバスの導入を行っています。導入されているメーカーは日産ディーゼル製のみです。


−日産ディーゼル−

(2009.06.13:更新)
G7754
1997年度購入分(車両番号:G7754・富士急御殿場営業所所属)

富士急行グループのCNG車のうち、初期に導入された車両の1台です。

富士急行グループの低公害バスでは、他の一般路線バスと異なるデザインが採用されており、「Evergreen Shuttle」という愛称がついています。また、側面には「富士山の自然を守ろう」という意味のフレーズが英語で書かれています。さらに、側面窓も固定窓の面積が大部分を占める独特な形状となっているのも特徴です。

御殿場営業所には1990年代後半に2台導入されました。御殿場営業所付近にはCNG充填施設がないため、営業運転を行うときは、御殿場駅〜河口湖駅(三島駅発着便は対象外)が含まれている運用にのみ充当されるという特徴があります。河口湖駅に到着すると一旦富士急ハイランドへ回送され、構内のCNG充填施設でガス充填が行われます。

 

(2008.07.14:更新)
F8561
2005年度購入分(車両番号:F8561・富士急山梨バス所属)

2002年度以降はバリアフリー対策のため、CNGワンステップバスが導入されました。ノンステップバスと比べて一段段差がありますが、CNGボンベは屋根上に配置されています。

路線バスとして活躍しているCNGワンステップバスは全国的にも少なく、作者が知る限り富士急行グループと仙台市営バスのみに導入されています。


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