![]() | 埼玉県 中井古墳群(鴻巣市) |
市の北西部、旧中山道沿いにある古墳群。現在残っているべったら塚は23mと中規模のものですが、墳丘が低く道路からはあまり見えません。 |
![]() | 南西から。北鴻巣駅の西およそ350mの旧中山道沿いにある23mの円墳。箕田追分からも北に300mほどである。中央に見える地蔵堂の屋根の下が墳丘なのだが周囲に遮蔽物が多く全体を見ることが難しい。 |
西から。手前に見える植栽部の奥に墳丘がある。東京国立博物館蔵「中山道分間延絵図」にもこの古墳らしきものが描かれている。 | ![]() |
![]() | 墳丘上の様子。その名の通り低く平坦で、滑り台やぶらんこなどの遊具が余裕を持って置かれるほど広い。地蔵堂の背後には三等三角点が設置されている。 |
墳頂中央の小堂には一石二段式に六地蔵を刻んだ石が安置されている。この形式の地蔵石がその扁平な形状から「べったら地蔵」と呼ばれる例があるようで、古墳名はそれに由来するのかもしれない。 | ![]() |
![]() | 墳丘の北東部分の様子。平たくて墳頂が広々としているせいか、現状の径は同じ23mの箕田2号墳(三士塚)より大きく感じる。 |
東から。自動車と比較してもあまり高さが無いことがわかる。埴輪出土が伝えられているがその他の詳細は不明。 | ![]() |