CO-65 HKデータ解析


● (No.717) CO-65 HKデータ解析 (2011年10月4日)
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20:36-20:48JST, 01 Oct 2011, Ele 47 S-E-N, 437.475MHz AFSK





10:02-10:14JST, 02 Oct 2011, Ele 53 N-W-SW, 437.475MHz AFSK
binファイル ... 111002_1007.bin
ascファイル ... 111002_1007.asc


2011年10月2日 朝パスにおいて、「TunaTerm」を使って受信したバイナリ(.bin)
ファイルを CO-65, HKデータ専用の「Comm_HK.xls」を用いて解析してみました。
「B0」以下の 23バイトを、Excelシートの一つ一つのセルに手入力して次のよう
に解析することができます。

B0 00 03 F5 3D 17 3C 00 FD 00 86 87 CC AE B2 28 24 65 56 30 AD 20 00





エクセルでバイナリデータを変換する方法

さらに、多数のバイナリデータを一気にエクセルに貼り付ける方法を考えます。
衛星CO-65, HKデータ のバイナリ(.bin)ファイルを変換して、データ解析専用の
ファイル「Comm_HK.xls」に読み込むことについてコメントいただいた JI1IZR局
の方法をここに整理しました。この方法で得られた結果が次図です。これを専用
ファイルにコピー&貼り付けすることによって一気に解析することが可能です。





JI1IZR wrote:

 (1)エクセルでバイナリ(.bin)データを変換するには、一旦バイナリファイルを
    別ファイルとして読み込む方法があります。

 (2)まず、エクセルの「開く」をクリックし、ファイル名の隣にあるデータ形式
    を「すべてのファイル(*.*)」にして、binファイルを開きます。

 (3)次に,「テキストファイルウィザード1/3」というウインドウが開きますので
   「スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ」 を
    選択します。

 (4)続く「テキストファイルウィザード2/3」 のウィンドウでは、日付及び時刻
    の頭や末尾についている括弧などを、区切り位置の指定で、日付等のデータ
    部分と区別します。

 (5)最後の「テキストファイルウィザード3/3」 で、日付および時刻欄のデータ
    形式を「日付」に、それ以外を「文字列」に設定して、「完了」をクリック
    します。 

 (6)以上でバイナリファイルが開きますので、必要部分 (B0以下の 23バイト)を
    CO-65 HKデータ解析用のファイル「Comm_HK.xls」 に、コピー&貼り付けを
    することになります。












CO-65, HK バイナリ(.bin)データの1フレームのうち、主要な部分の「BO」以下
の 23バイトは、例えば上記の binファイルの最終データでは次のとおりですが、

B0 00 03 F5 3D 17 3C 00 FD 00 86 87 CC AE B2 28 24 65 56 30 AD 20 00

この 1バイトごとの具体的な換算式は、管制局HP に載っています。

この最終データの「B0」以前の 43バイトの文字データの部分を解析してみると、

4A 51 31 59 54 43 3E 4A 51 31 59 43 5A 20 5B 31 30 2F 30 32 2F 31 31 20 20 31 30 3A 30 39 3A 32 36 5D 20 3C 55 49 20 43 3E 3A
 J  Q  1  Y  T  C  >  J  Q  1  Y  C  Z     [  1  0  /  0  2  /  1  1        1  0  :  0  9  :  2  6  ]     <  U  I     C  >  :

となっています。 これは上記の ascファイルと照らし合わせても理解できます。


20:27-20:39JST, 7 Nov 2011, Ele 37 SE-E-N, 437.475 AFSK



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