WiSP 試用記 #1
● (FUROKU.6) WiSP 試用記 #1 (1994年 9月30日)
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巷 で 噂 の『WiSP』(by ZL2TPO) を試用する機会に恵まれましたので、その
インストールから実際に運用するまでの軌跡とその感想を簡潔に述べていきたいと
思います。参考資料は現時点で目にすることのできる次の二つのみです。
(注:本編 FUROKU.20 参照)
【MOBILE HAM '94 10月号 JR1ING/菊川氏記事】
【JAMSAT N/L No.160,161 JH1PEF/長沢氏記事】
1.まず現物のフロッピーを、\WISP というサブディレクトリを作っておいた IBM
-PC の HDDにコピー。中には ZIPファイルが2個入っていて、「PKUNZIP.EXE」
で解凍。
・・・ここまでは順調 ... トウゼンデスネ
2.AUTOEXEC.BAT に「SET TZ=JST-9」を追加し、CONFIG.SYS に次の3行を追加。
FILES=70
BUFFERS=70
SHARE=/F:4096 /L:75
・・・ここでパソコンを一度リセット。
3.Windows上で、地上局コントロールプログラム(Ground Station Control)の
GSC「GSC.EXE」をアイコン登録。
・・・ディッシュアンテナの可愛いアイコンです... hi hi
4.この可愛いアイコンをクリックすると、「AMSAT」という大きなタイトル
が現れるので、その下の Callsign に自局の JE9PEL を入力。そして、その
下の「I want a trial」のバーをクリックして立ち上げ。
・・・「Register」のバーをクリックしてもエラー
メッセージが出るだけ...未登録だからトウゼン.
5.GSC画面の左上の「Setup」をクリック。こまごましたセットアップ項目を
ここで全て設定。
・・・HELP[?]をクリックしてその内容を確認できます...
6.例えば、「Satellite Setup」において衛星の Name, Broadcast Callsign,
BBS Callsign を設定後、その下の「Directory Setup」のバーをクリック
して、10本の Directoryバーを設定。(上記資料参照)
・・・自動的に HDD 内にディレクトリが作成されます.
7.さて、GSC画面上段の左から3つ目の「Tracking」をクリックし、そして
「Run Pass」をクリックして、さらに目的の衛星名をクリックすると、衛星
プロトコルエンジン(MicroSat Protocol Engine)の「MSPE.EXE」が自動的
に立ち上がります。
・・・TNC の RED が点滅し、KISSモードに入ります。
表面上、PBと似た画面です...ヤットタチアガリ!
8.この MSPE画面上段には、次のメニューが用意されています。
[ File Setup Directory Fill Satellite SendMsg ]
9.さて、実際に『WiSP』を用いて、衛星にアクセスしてみましょう。この
「GSC」の中の「Setup」項目の中に、Rotator や TrakBox の項があった
ので、実際にはこの『WiSP』1本でコントロールできるものと思います。
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