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2.

CONTAX T - ZEISS to go

旅先で

一眼レフが写真を深く探求するものとすれば、Tは撮影の幅を広げてくれる、とも言える。
その小ささの恩恵をまず受けるのは旅先になるだろう。とくに写真が目的でない旅のときでもツアイスレンズを持っていけるという楽しみをTはもたらしてくれる。

下の写真は京都で撮ったもので左は駅ビル、右は金閣寺裏門です。

eki.jpg (39144 バイト)
CONTAX T, Reala

t-sample2.jpg (56428 バイト)
CONTAX T, Reala

 

街角で

一眼レフでシリアスに撮るのもよいが、たまには軽快に歩いてみたいときもある。

Tならば手の空いたときにちょっと取り出してここで絵を作ってみようかとも思うことができる。
AFの中抜け(被写体の後ろにフォーカスが合う)を気にせずにマニュアルで距離計を使って撮ることができる。ピント外れを気にせず、F2.8を自由に使えるということにもなる。

 

bistro.jpg (18549 バイト)
CONTAX T, RSX50

ここで、もしかするとこう聞かれるかもしれない。
いちいちピントを手で合わせるMF機よりAF機のほうがストリートスナップには強いのではないか?
しかしAF機はフォーカスを「合わせねばならない」がMF機のスナップはいちいちピント合わせをしなくてよいという側面もある。
Tには鏡胴にグリーンのラインが引かれF8のところにマークがある。これは定焦点マークといいマークをラインの中央のドットに合わせると1.7mから無限まで被写界深度が深まる。ここにセットしておけばピントあわせせずにパンフォーカスでスナップができる。(G1のパート3の過焦点距離を参照のこと)
AFの儀式から開放されたこれは快適なスナップとなる。
下の二枚はどちらもこのパンフォーカスで撮影したものである。多くのAFコンパクトでは右のようなハトが飛び立つ一瞬には対応できないだろう。

どんどん状況が変わり静的な絵が作りにくいストリートフォトでは重宝するテクニックになるだろう。ピントを自分の思う通りに手で合わせてもよし、パンフォーカスでもよし。
その工夫自由なところがTの魅力である。

snap1.jpg (34161 バイト)
CONTAX T, RSX50

pijyon.jpg (19416 バイト)
CONTAX T, RSX50

 


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