「ジムニー」ってなに「ジムニー」ってなに?


1970年に初代が誕生してから、今なお多くのファンを持つ、鈴木自動車工業株式会社(現:スズキ株式会社)製の小型四輪自動車が「Jimny(ジムニー)」である。ジムニーは日本独特の軽自動車枠に誕生したコンパクトな4輪駆動車で、そのサイズから生まれる類い稀な走行性能は、大型四駆に引けを取らないばかりかそれ以上のものを持ち、ひとたび悪路に出れば右に出るものはいない。そして、ジムニーは四半世紀以上の歴史を持ち、長きにわたって世界中に輸出されるなど、「日本が世界に誇る名車」といっても過言ではない。「Jeep+mini」「Jeep+Tiny」=「Jimny」の名前が示すように名車「Jeep」の血を受け継いだ本格派四輪駆動車である。ワンメイククラブの「日本ジムニークラブ」は国内最大級の会員数を誇り、日本全国に支部を置き、それぞれ特色の有る幅広い活動を行っている。このように、フリークが多いのもジムニーならではである。

偉大なるミニマム4×4、それがジムニーだ!!

 

世界に誇れる名車ジムニーは世界に誇れる名車だ!


ジムニーは世界中で愛され長く乗られている。趣味に、仕事にとそれぞれの目的にあった様々な形でだ。個人用としてだけはでなく、営林署消防署警察署郵便局電力会社建設関係山間部における医者の足として、さらには商店の看板としてまで、生活を支える多くの現場でその能力が認められ活躍している。また、近年、各地で開催されるようになってきた「四駆トライアル大会」ではその競技車の大半がジムニーであったりもする。このほかにも、少し悲しいことだが、ゲリラが戦闘の際に用いたこともあったようだ。このように世界中の多くの場所で四半世紀以上にもわたって利用されている車がジムニーである。

世界中で活躍するジムニーはすごい!!

 

ジムニーは日本生まれジムニーは日本生まれの日本育ち!


ジムニーは日本で生まれた。世界的にも珍しい「軽自動車」という日本独自の規格の中で生まれ育った。軽自動車の枠に縛られながら進化することで、他の4輪駆動車が歩んでいった「大型化・肥大化」といったある意味では間違った方向への流れにのまれることなく育った。ジムニーは「小型・軽量」「強く・丈夫」といった相反する要素をうまく両立させたのである。もちろん、軽自動車ゆえの取り回しやすさ、価格、維持費の安さは抜群である。ちょうど今、自動車の購入を検討されているあなた、軽自動車だからといって除外するのではなくジムニーも候補にいれてみてはいかがだろうか? まずはジムニーを運転してみることをお勧めする。決して同乗ではなく、自分で運転してみるのだ。しばらくすると、始めに感じた「狭く、乗り心地が悪い」といった印象も、次第に「何だかわくわくする。」「運転が楽しい。」といったふうに変化してくるであろう。ジムニーはそういう車なのである。

日本で生まれ育ったジムニーは自動車界の”サムライ”だ!!