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飛騨古川の狛犬(3)

狛犬天満宮

狛犬博物館の敷地隅に、「狛犬天満宮」と名づけられた小さな社があります。この社、国道沿いにありますが見落としてしまいそう。
おそらく、もともとあったものではなく、上杉さんがシャレで作った社ではないでしょうか。しかし、そこに置かれた狛犬さんはなかなかのものです。どこかから移設されたのでしょう。
狛犬天満宮全景
向こう側が国道41号線。食堂の看板がどことなく寂しげ。
老犬 大須赤門社長
社の裏側では、こんな風に老犬がふて寝。まったく吠えないどころか、撮影中、立ち上がりもしませんでした。餌も残していたし、もう長くはないのかな。 岐阜といえば大須赤門社長。福岡町からはるばる2時間車を飛ばして合流した赤門社長も、この狛犬には興味津々。本日唯一の収穫。
狛犬天満宮吽 狛犬天満宮阿
↑吽。擬宝珠が取れていたのをセメントで補修した様子。 ↑阿。瘤瘤や巻き毛など、江戸期にしては手の込んだデザイン。

■Data:狛犬天満宮(岐阜県吉備郡古川町狛犬博物館敷地内)
ο建立年月・寛政5(1793)年。ο石工:不明。
ο撮影年月日・02年9月26日。
周辺の神社数社を回りましたが、めぼしいものはありませんでした。ただ、時間がなくて全部は回れなかったので、大きな見落としがある可能性もあります。情報がありましたらぜひお寄せください。


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