ＢＡＣＫ

スクレロ・ウイップレイ
　　　　白虹
（アリゾナ州ナヴァホ郡）


典型的な「白虹」といえるコロニーです。大型に育ち、下向きの黒いかぎ刺と上向きの白くて平らな刺のコントラストがハッキリしているため男性的な美しさを感じさせます。リトルコロラドリバーの流れからそう遠くない石の多い丘にかなりの密度で生えていました。かなり乾いた場所で、ほかの植物はそう多くありません。同じエリアにぺディオの飛鳥も生えていて、飛鳥を１本見つける間に白虹なら２０本は見つけることが出来ます。もっとも白虹も稀少な植物で、このように密度の高いコロニーは極めて稀です。
　上から３枚目の写真のような群生株も結構見つかるのですが、これが実生の寄り集まりなのか、真の群生なのかは定かではありません。いちばん下の写真を見てもらうとわかりますが、親株の根元にはだいたいこんなふうに実生がびっしり生えているからです。４枚目の写真は、径７センチくらいの中株で､白黒二色の刺の対照がとても美しかったのが印象的でした。白虹の特徴、強く天を突く白い平刺が良く分かると思います。それにこの株はかぎ刺が真っ黒なことも美しさを際立てています。
　花の写真がありませんが、このコロニーの花色は白〜ベージュとのことで、５枚目の写真の径４センチくらいの株でも開花していることがわかります。

　Scl.whipplei ssp.whipplei
　　　　(Navajo Co. ARIZONA)

Plants in this locality are robust and have typical spination of the species. Black hooked central spine is well contrasted by upper white flat central spine. They are densely populated nearby tiny jewel of Pedio.peeblesianus.on the gravely hills along LittleColoradoLiver

　　　

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