コーリャ愛のプラハ

KOLYA



[人間ドラマ]

ストーリー

 フランティ・ロウカ55才。昔は、有名な交響楽団に席をおいていたが 今は、葬儀場で演奏するチェロニスト。夜ごと誘いの電話をかける女好きで 方々に借金を作っていた。
 舞台は、プラハ。折しもチェコとロシアは、対立していた。ロウカは、新聞に載っていた中古車が欲しくなり アルバイトを始めた。が、車代には、ほど遠かった。そんな時、借金先の友人から大金を稼ぐバイトがあると もちかけられる。報酬は、車代を払っても まだ余る程だった。そのバイトとは、ロシアの女性との偽装結婚だった。不安を感じながらも お金の為に結婚式をあげ 念願のトラバント(中古車)を手に入れた。しかし、彼女を横に 乗せて浮かれていたロウカの元に 5才のロシア人の男の子コーリャがやってきて、生活は一変する。偽装結婚の相手の女性は、コーリャを置き去りにしてドイツへ亡命していたのである。
 互いに言葉が通じず、一日中泣き続けるコーリャと 突然、子持ちになって 戸惑う初老のロウカの二人の生活が始まった。

1996年チェコ・イギリス・フランス製作 (105分)


キャスト



製 作   エリック・アブラハム
監 督   ヤン・スヴィエラーク          
脚 本   ズディニェク・スヴェィエラーク
撮 影   ウラジミール・スムットニー
音 楽   オンドジェイ・ソウクラップ
出演者ズディニェク・スヴィエラーク(ロウカ)
   アンドレイ・ハリモン
   リブシェ・シャフラーンコヴァー
     オンドジェイ・ヴェトヒィ
     ステラ・ザーズヴォルコヴァー

1996年アカデミー外国映画賞受賞



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