d 人麻呂05

人麻呂05

2019年8月

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08/01/木
8月になった。猛暑が続いている。8月の仕事は児童文学1件と、メンデ協会の巻頭のページ。今月は仕事場への移動や旅行の予定があるので、メンデ協会の仕事を片づける。児童文学も書き始めてみたが、まだ手探りの状態だ。明日は文藝家協会の仕事で教材出版社との交流会がある。冒頭に簡単な挨拶をするだけでいいはず。先日、名刺を刷ったばかりなので、名刺入れを忘れなければそれでいい。日曜日は「文芸思潮」の「まほろば賞」の選考会。あとで飲み会もある。候補作はずっと前に読み、昨日もざっと読み返した。どうしてもこれを推したいというものはないので、他の選考委員のご意見を聞いて対応する。作品を選ぶ基準は1つではない。どの基準を重視するかで選考会の流れは、その場で変わっていくこともある。ぼくは高校2年でデビューした時は「学生小説コンクール」というものに応募した。あとは芥川賞。これは応募したわけではないが、雑誌に掲載された作品が対象なので、文芸誌のバックアップが必要で、編集部の期待も背負うことになる。「まほろば賞」は同人誌に掲載された作品なので、同人誌編集委員の期待を背負うことになる。選ぶ方も責任を感じる。それにしても猛暑が続きそうだ。歴時賞の選考は四谷だったので御茶ノ水から1駅だったが、「まほろば賞」の選考はいつも地の果てのような場所だ。編集の五十嵐さんの地元なのだろう。まあ、選考委員を引き受けてから数年になるので行き慣れた場所ではある。最近はプロ野球の中継も時々見ているのだが、まあ、どうでもいいと思っている。子どものころからの巨人ファンで、大阪生まれだったから反体制だった。阪神はいまでも嫌いだ。広島は強いから嫌い。どうでもいいと思っているのは、9月からFootballが始まるからで、この時期のトレード情報にも敏感になっている。今シーズンは断然、ブラウンズに期待している。チーフス、ラムズ、セインツなどもいちおう応援している。8月に入った。来月はもうFootballが始まっているのだ。ブラウンズの初戦はタイタンズ。プレーオフに時々出るくらいの平均的なチーム。これに負けるようだと前途は暗い。圧勝してほしい。

08/02/金
『人麻呂』の赤字入力が完了した。ここまでかなり削ってきたのでいい感じになっている。全体の半分くらいのところに来ているので、ここからコンパクトに書いていけば、150ページ以内に収めることは可能だと思う。本日は和田堀公園のレストランで文芸家協会主催の教材出版社との懇親会。冒頭の挨拶をするだけなので、自分の体を会場に運んでいくだけの仕事。猛暑が続いている。和田堀公園も西陽があたっていて灼熱であったが、陽が沈むと皇居の眺めが麗しい感じだった。

08/03/土
妻と深川のスーパーへ行く。何ごともなし。

08/04/日
日曜だが「まほろば賞」の選考。「文芸思潮」主催の同人誌掲載作品のナンバーワンを決める審査。他の選考委員と意見が一致してすんなりと受賞作が決定した。毎年感じることだが、同人誌の作品のレベルは高い。商業文芸誌のレベルを超えている。終わって軽く飲み会。これで今月の仕事はほぼ終わりだ。

08/05/月
SARTRAS理事会。やや紛糾して会議が1時間延びた。ほぼ全員が途中退席することもなく会議につきあった。こちらも他に仕事はないので席に着いていた。小説のメモをとるなど会議中も自分の仕事はできるので問題はない。昨日の「まほろば賞」の選評を送付する。『人麻呂』も進んでいる。

08/06/火
今月の公用は終わった。長い休暇が始まる。大学の教員をしていたころは、学部長を務めていたので、夏休み中でも会議があり、対処の必要なメールは毎日届いていたから、休みという感じはしなかった。今年の夏は昨日の会議ですべてが休みとなった。本当はもう1件あったのだがそれはパスさせてもらって、浜松の仕事場に向かうつもりだ。それまでに『人麻呂』をプリントしておきたいと思っている。だがいまは画面に直接打ち込む作業をしているので、プリントは明日にしたい。猛暑が続いている。浜松に行くともっと暑いだろう。ヨーロッパも猛暑らしい。やはり地球温暖化のせいだろう。日本から脱出してもいいことはない。今月は児童文学の締切があるので、何とか早めに仕上げてしまいたい。

08/07/水
浜松の仕事場に移動。猛暑。しかし先月来た時に草刈りを頼んだので、まだそれほど草は伸びていない。パソコンをセットしてメールをチェック。今回は孫が来る可能性あり。何とかここ数日で児童文学を片づけないといけない。

08/08/木
浜松も猛暑。とりあえず蒲団を干す。四日市の孫が来る可能性があるのでたくさん干す。炎天下では重労働だ。午後、三ヶ日の町まで行って、切れた電球を買う。ビールとウィスキーも買う。あとは何やら仕事をしないといけないのだが頭がぼーっとしている。まあ、無理をせずにアイデアを練ろう。

08/09/金
猛暑が続く。東京の自宅は高層マンションで日当たりがよすぎて西日をカーテンで遮って生活しているのだが、気密性が高いのでエアコンを回していれば快適で仕事も進む。この浜松の仕事場は築38年の木造家屋で、しかも天井の高い別荘ふうの建物なので、エアコンの効きがよくない。太陽に照らされる昼間はエアコンの直前で風に吹かれていないと暑さを凌げない。それではパソコンに向かい汗をかきながら仕事をしている。『人麻呂』はとりあえず前進している。児童文学はまだアイデアを練っている段階。孫は明日あたりに来るらしい。

08/10/土
猛暑。浜松では9時に起きる。東京では10時に起きて深夜の2時に寝る。こちらでも寝る時間は同じなので睡眠不足になる。本日はあまりの暑さにぼうっとしていた時間があった。寝ていたのかもしれない。『人麻呂』はどんどん進んでいくのだが事件らしいものがない。これで大丈夫かと心配になる。とにかく最後まで書いてプリントで調整したい。四日市の孫が来る予定もあったのだが、嫁さんの体調不良でキャンセル。無理をして来ることはないよ。いまは仕事の調子が出ているのでこのまま作業を続けたいところだ。

08/11/日
昼過ぎに四日市の次男と孫2名が到着。昼食のあとさっそく近くのプールへ。この仕事場は別荘地の中にあるので、プールとかパターゴルフ、ヨットハーバーなどがある。こちらは夕方に散歩。猛暑なので短めにしたが、少しふらっとした。孫たちは元気に遊び回っている。この仕事場は、当時幼かった息子たちから逃れるために建てたのだが、子どもたちが聞き分けができるようになると、夏休みに子どもたちといっしょに過ごすようになった。息子たちが小学生のころ、室内に張り出した梁の上に乗って遊ぶようになった。危険なのではらはらしたが、中学生になると怖くなって登らなくなった。体が大きくなると怖くなるようだ。いま孫たちが同じ遊びをしている。歴史はくりかえすということを実感する。小学生と接したせいか、急に筆が進んで、今日一日だけで児童文学20枚を完成させた。読み返して誤字をチェックするだけで完了だが、東京の自宅に帰ってプリントして読み返してみたい。これで明日からは『人麻呂』に集中できる。その人麻呂は4章の半ばまで来た。全体は5章なので、そろそろゴールが見えてくるころだ。出来る限りコンパクトに書いてきたのでまだ残り枚数に余裕がある。最後に山場を設けたい。夜は三ヶ日町の花火。ヨットハーバーのある^鼻湖の湖岸には徒歩5分で行けるのだが、あまりに暑いので仕事場の窓から花火を見る。仕事場は丘の上にあって浜名湖はよく見えるのだが、^鼻湖側には同じくらいの高さの丘があって、湖面は見えない。昔は花火はよく見えたのだが、木が伸びたせいで低い位置に上がるスターマインは上半分しか見えない。それでも暑い思いをして人がたくさんいる湖岸に行くよりはいい。エアコンの聞いた室内で缶ビールを呑みながら、のんびりと花火を楽しんだ。こういう時は孫がいた方が楽しい。

08/12/月
昨日、児童文学の草稿が完成したので、気が楽になった。やはり締切があると落ち着かない。ここ数日、アイデアを考え続けていたのだが、一歩も進まなかった。考えていても1行も書けないので『人麻呂』の方を進めていたのだが、こちらはどんどん進んでいく。進みすぎてアラスジだけの展開になっている感じだ。ここはどこかで時間を止めて山場を作らないといけない。次男と孫2人とともに近くのレストランへ。おなじみの店だがお盆なので大混雑だった。それでも席に座れた。以前、このメンバーに次男の嫁さんも加えた6人で、全員がばらばらの注文をして大混乱になったので、皆、定食にしようとささやきあっていたのだが、孫2号がかたくなにカツサンドと言い張って困った。残り全員が定食にしたので、何とか無事だった。『人麻呂』はもうゴールが見えてきた感じでどんどん書けるのだが、ここは少し慎重に対応したい。この仕事場に来て、パソコンが何回かフリーズした。初期のころのパソコンは頻繁にフリーズしたが、いまのパソコンがこんな状態になるのは初めてのことだ。そろそろ寿命かなとは思っているのだが、パソコンのチェンジはたいへんな作業なので、何とかもたせたいと思っている。いまのところワードは頻繁に上書き保存するようにしているので、はりついてもすぐに復旧できる。ただソリティアの獲得ドル表示が初期化されてしまうのが残念な気がする。さて、体調が万全でない次男の嫁さんが電車で到着。代わりに次男が車で帰っていった。何と明日は出勤だという。とくにお盆の休みはない会社なので、有給をとらずに仕事をして、別の時期に休むらしい。次男は研究所勤務でフレックスに働いているのだが、同じ敷地の工場はお盆中も稼働しているので、研究所も一斉休業にはならないということらしい。

08/13/火
早朝、東京で何かのレッスンがあるという孫2人と嫁さんを浜松駅まで送っていく。道路は空いていて45分ほどで到着する。早く着いたので駅構内のグランドピアノを弾けたという孫の写真がラインで届く。こちらは途中で梨を買って仕事場に戻る。蒲団を干したりしていると、明日は大渋滞でしかも大雨という予測が出ていることを妻が指摘して、今日帰ろうかということになり、あわただしく仕度をして午後5時半に三ヶ日インター通過。途中2箇所が渋滞していたが、10時半には御茶ノ水に到着。所要時間5時間はいつもの道路が空いている時とほぼ同じ。いつもは3回くらい休憩するのだが本日は清水で1回休んだだけ。運転した妻が疲れただろうが、こちらは『人麻呂』のエンディングをどうするかを考え始めた。実はまだ何も考えていない。だから読者に先を読まれないように、これから可能な限り意外な展開にもっていく。史実としての人麻呂の資料は何もない。梅原猛説も井沢元彦説も、猿丸=人麻呂ということになっているのだが(梅原説は人→猿、井沢説は猿→人)、ぼくのプランでは猿丸=兄、人丸(人麻呂)=弟なので、ここから先は自由に展開できる。帰ると今朝浜松駅で別れた孫たちがまだ起きていた。

08/14/水
台風はまだ四国の手前。東京は曇り空。ぬるい風が吹いているが、こちらはマンションの中なので、部屋の中から大手町のビル群を眺めている。皇居の向こうの六本木が消えた。局地的に雨が降っているようだ。孫たちは何かのレッスンを受けにいったようだ。浜松で一日で草稿を書いた児童文学を昨日プリントしておいたので、これを読んでみる。少し甘いが、まあ、使い物にはなるだろう。『人麻呂』はもう一度最初から修正が必要だ。三人の皇女のそれぞれがどのように人丸(人麻呂)と接するのか。それから皇女にはそれぞれに霊力があるはずで、それをファーストショットで暗示しておかなければならない。最初から修正するのはたいへんだが、それをしないと後半の話の展開がお座なりな感じになってしまう。アメリカではFootballのオープン戦が始まった。野球と違ってFootballの場合は主力をほとんど出場しない。怪我がこわいからだ。それでも新人QBは出場して、チームとの連携の具合を見る必要がある。昨年はダーノルドが初戦から先発、メイフィールドが3戦目の途中から登場した。今シーズンの目玉新人はマレー、ハスキンズ、ジョーンズだろう。マレーは何しろビリのチームだから初戦先発はありうる。あとの二人は既存のQBが開幕3連敗でもすれでチャンスがある。実はレッドスキンズとジャイアンツは双方とも開幕3連敗する可能性があり、そうなると4戦目で両親陣でデビュー戦で激突という劇的な舞台が演出されるのだが……、と気持はすでにアメリカに飛んでいるのだが、日本のジャイアンツもがんばっている。広島3連戦に全敗するとほぼ並んでしまうので心配したのだが、2章1敗と勝ち越したので、4・5差になった。しかもこの間に、DNAがヤクルトに3連敗したので4ゲーム差になった。打線に波があるのだが、調子のいい時もあるので、このまま買ったり負けたりしながら、プレーオフまで進むのではないか。孫がいると夜が騒がしい。それでも仕事はちゃんとやっている。

08/15/木
児童文学の2度目のチェックが終わる。これでいいだろう。まだ締切には間があるのでしばらくはこの状態で置いておく。いちおう明日にでもプリントしておきたい。『人麻呂』は最初から軌道修正しないといけないが、とりあえずいま書いているところはそのまま前進させたい。軌道修正すべきところは頭の中に入っているので、軌道修正したと仮定してこの先は進むことにしたい。ただ枚数が増えることが想定されるので、ここから先はさらにコンパクトにしないといけない。孫たちはレッスンに行ったのだが、3日間のレッスンの最終日で発表があるのだという。ということで妻と出かけたのだが、窓から出がけに外を見ていた時は降っていなかったのだが、出口まで行くとすごい豪雨。しばらく出口のロビーで待ち、少し小降りになってから御茶ノ水駅に。新小岩からタクシーで江戸川区の総合文化センター。すごい大きなホールで発表会。これはミュージカルのレッスンだったらしい。アメリカのボランティア団体が組織している学生たちの世界ツアーで、各地のボランティアが準備した3日間のレッスンで子どもたちを指導して回っているとのこと。孫たちも何度も参加しているようだ。四日市でも参加したことがあるのだが、今回はスケジュールの都合で江戸川の回に参加ということ。こちらは宿を提供してえらい疲れたが、発表会は楽しかったのでよかった。孫1号は明日、名古屋で塾があるというので、東京駅から最終の名古屋行きひかりに乗って帰っていった。わが次男が名古屋駅まで車で迎えに行くとのこと。で、嫁さんと孫2号といっしょに自宅に帰り着く。長い1日だったが、待ち時間などのノートにメモをとれた。

08/16/金
『星の王子さま』32版が出た。『いちご同盟』60版の次によく売れている本だ。最近ぼくが出す本は軒並み初版止まりなので、版を重ねる本は自分にとっても格別の存在となっている。さて、『人麻呂しのびうた』は天武朝から持統女帝、さらに文武朝となって大宝律令が出るところに差しかかっている。日本史年表のコピーに沿って話を展開してきて、あとは人物叢書の『柿本人麻呂』と『藤原不比等』についている年表を参照している。時々『日本書紀』にもあたっているのだが、天武天皇のところで終わっている。持統朝からは『続日本紀』に記されている。この3冊の文庫本が研究室に本棚にあって、必要な時は参照していたのだが、引っ越したので行方不明になっていた。一度、物置としている近くの書庫で探したのだが見つからず、自宅のどこかにあるかと思ったが見つからなかった。大学の研究室を整理する時に、いざとなれば買えばいいというルールを作り、入手困難な本を優先して箱詰めした。ダンボール箱20個に限定し、他の本は大学図書館に寄贈するか、捨てるかということにした。まさか『続日本紀』を捨てることはないだろうと思いながら、探すのがめんどうになって、御茶ノ水駅前の丸善に行ってみたが、置いてなかった。三省堂に行けばあるかなと思って駿河台下に向かって歩き始めたのだが、通り道に書庫があるので、とりあえずメールボックスのゴミを出し、部屋に上がって窓を明けて空気を入れ換えた。まだ開けていない箱がいくつかある。ドストエフスキー全集とか芥川賞全集とかそういったもの。「日本文学アルバム」というシリーズが入った箱は『夏目漱石の青春小説』を書く時に開けた。自著の入った本も開けた。そのどこかにあるはずだと思い探しているうちに、割とすぐに見つかった。自著の文庫本のあいまに挟まっていた。1冊1000円の本が上中下なので、3000円の本だ。買わなくてよかった。トクをした気分であとは散歩と思ったのだが、窓を閉めるのを忘れたことに気づいて、神保町の100円ショップで赤のボールペン、ノート、電池などを買って引き返した。電池はワイヤレスのマウスに入れるもの。マンガン電池で充分。それでも5000歩ほどになった。猛暑が続いているが、日本海を進んでいる台風のため強風が吹いている。熱風ではあるが風がないよりましだ。浜松三ヶ日のコメリで買った帽子をかぶった。後頭部にも布がたれていて、その一部の布が厚くなっている。そこを濡らしておくと少し温度が下がるという農作業用の帽子だ。熱風に吹かれて水分が蒸発し、確かに首筋が涼しい感じがした。Footballの地区優勝の予想を別のノートに書きこんだ。9月になればいよいよリーグ戦が始まる。それまでは日本の野球も気に懸けている。日本のジャイアンツもがんばっている。今日も阪神に辛勝。弱いはずのリリーフがこのところがんばっている。これで2位に4・5ゲーム差。まだ安全圏とはいえない。先発投手の頭数が足りていない。これではフレーオフが苦しくなるし、日本シリーズではホークスに負けてしまう。孫2号と嫁さんが町田の実家の方に移動。やれやれ、浜松の仕事場から連日、孫の声を聞いていた。ようやく静かな日常が戻ってきたが、来週、短い観光旅行に行くので準備が必要。いちおう『人麻呂しのびうた』をプリントしてもっていくつもり。『漱石』のゲラが届くようだが、ざっと読んで大幅な直しがなければ、細かい文字の校正は旅行から帰ってきてからにする。荷物を増やしたくないのと、紛失すると困る。『人麻呂』のプリントも旅の途中で赤字を入れていくので、なくなると困るのだが、作品一つぶんならリュックに入れてつねに携行することができる。

08/17/土
遣唐使を送り出す時の歌。ストーリーとは関係がないのだが、言霊とか、言挙げといった語句が入っていて人麻呂の世界観がよく出ているのでいちおうエピソードとして挿入した。いよいよここからエンディングに向けて話が進んでいく。最終章というところだ。いまのところ117ページ。400字にするとその3倍になる。全体を5章150ページと考えている。これから読み返して阿閇皇女のキャラクターを鮮明にしていく。エンディングでは持統女帝は亡くなっているので、そのバトンを阿閇皇女が受け継ぐことになる。阿閇皇女は父方をたどると異母妹だが、その母同士が姉妹なので、限りなく同母妹に近い存在で、独裁者として平城京を開くことになる。全体を読み返して修正するのはたいへんな作業だが、プリントを読んで赤字を入れる作業なのでパソコンは不要だ。来週後半は旅行に出るのでプリントと赤のボールペンさえ持っていけば作業が続けられる。『夏目漱石の青春小説』のゲラがそろそろ届くころだが旅行にはもっていかない。ざっと見て、細かい校正は旅行のあとの作業とする。『文芸思潮』にも旅行に出ることはメールで告知しておこう。児童文学も旅行のあとで送付する。いちおうプリントしてもう一度見るつもり。ということであとは旅行の準備だ。

08/18/日
集合住宅の地下に物置のスペースがある。そこにあった旅行鞄をもってくる。自分のは去年の西安行きで使ったもの。妻はスペインなどに行く時の大きなもの。ナンバーキーの番号がわからないと騒いでいたが、古いケータイを起動して調べたらメモが残っていたとのこと。こちらはまず必要な薬などをつめこんでいく。この作業もけっこうたいへんだ。浜松の仕事場へ行く時は、たいていのものは仕事場にあるので、パソコンとルーターだけもっていけばいいのだが、それ以外のところに行く場合は、細々とした必需品を携行しないといけない。まあ、いざとなれば身一つを確保できれば充分だが。117ページのプリントはけっこう重い。

08/19/月
『人麻呂』117ページと、児童文学7ページをプリント。リュックに入れる。とりあえずこれさえもって出れば仕事はできる。あと何か忘れ物はないか。とにかく気のつく限り、思いついた限りのものを荷物に入れればいい。出発は明後日なので、まだ時間はあるのだが、時間があれば日常は続いていくので、その日曜に必要なものは手元におくしかない。スマホはもっていく。万歩計とカメラのかわりになる。ぼくのスマホは電話にもメールにも使っていないので、ワイハイでつなぐ必要もない。妻のスマホとiPadはネットにつながっている必要があるので、ワイハイの装置は借りることにしている。ぼくもiPadはもっていくので、それでネットにつながるかとも思っているのだが、メールはプロバイダーに接続してメールボックスを見るしかない。どういうわけがほとんどメールが文字化けしてしまう。まあ、メールで連絡することもない。ただウィキペディアなどが見られたらとっさの役に立つ。参考資料みたいなものはもっていけないのでネットだけが頼りだ。家族のラインみたいなものは妻に見せてもらえばいい。靴がぼろぼろだと妻に言われたので地下の物置にとりにいく。アウトレットで2〜3足はつねに買い置きしている。考えてみるとこの前の靴は、去年孫6人と北海道に行った時にぼろぼろになったので、そこで新しいのに換えた。なぜか雨の日によくすべる。用途が違っているのかもしれない。最近の運動靴は用途ごとに底の仕様が違うので、履いてみて違和感を感じることがある。とりあえず履ける状態にしておく。

08/20/火
明日から旅行に出る。すべてを妻に任せているので、どこに行くのかもよくわかっていない。孫がいるのでスペインにはよく行くのだが、今回はスペインではないようだ。とにかく妻についていくだけでいいだろうと考えているのだが、飛行機に乗ることは確かなので、『人麻呂』のプリントは持っていく。『夏目漱石の青春小説』のゲラが本日届いた。ざっと見たが大幅な直しはない。誤字脱字はいくつかあった。自分のワープロ原稿のデータを送ったので、自分の打ち間違いがあったのだろう。旅行から帰ってきてからもう一度、集中して校正をやりたいと思っている。

08/21/
旅行に出発。昨日届いた『漱石』のゲラは昨日のうちにひととおり目を通した。これは旅行には持参しない。持っていくものは『人麻呂』のプリントと資料の年表のコピーだけ。『人麻呂』は第4章の終わりに近いところまで来ている。エンディングに向けてストーリーにどのように決着をつけるか考えているうちに、登場人物の何人か、ときにのちに元明女帝になる阿閇皇女にもっと強いキャラクターを付与しないといけないことに気づいた。ということで、最初から阿閇が出てくるシーンは修正が必要になったし、阿閇の婚姻のシーンなども追加する必要がある。そのことも含めて、最初から修正する必要が出てきた。ということで、手荷物の中にプリントを入れた。預け入れのキャリーバッグは紛失するおそれがあるので、日記帳も手荷物のリュックの中に入れる。さて、早朝に起きて予約しておいたタクシーで羽田へ。ツアー参加するので集合場所に向かう。妻がWi-Fiのルーターを予約していたので、手荷物の中にiPadも入れる。これは妻が要らなくなったものをもらいうけたので、真っ赤なカバーがついている。電話の機能がないのでWi-Fiがないと使えない。とりあえず飛行機に乗り込み、まだ動いていないのにプリントを取り出して作業にとりかかる。気が付くと2時間ほど経っていたが、驚くことに飛行機はまだ動いていないかった。機器の不具合で取り換え作業をしていたのだ。この2時間、驚くべき集中力で作業を進めていた。ようやく飛行機は空を飛び始めたが結局2時間遅れのままでロンドンに到着した。その間、2回の食事の時間以外はひたすら作業をしていた。順調に修正ポイントを補修して、用意したプリントの半分以上の修正ができた。帰りのフライトは夜なので作業はできないかもしれないが、ここまででも大幅な改良ができたので充実感があるし、あとはのんびり旅行ができる。で、ロンドン行きの飛行機だということはわかっていたが、詳細については何も頭に入っていなかった。ロンドンに着くとただちにバスに乗り込んでリバプールまでの大旅行だった。飛行機の到着が遅れたこともあり、ホテルに着いたのは深夜になっていた。日本時間だともう朝になっているような時間だ。途中のサービスエリアのようなところでコーヒーを飲んだ時に、Wi-Fiの設定をする。ぼくは毎日、iPadを使っている。Footballのサイトで情報を得るので、あとはスマートニュース、それからサンスポのプロ野球速報。今回の旅ではメールのチェックもしないといけない。旅に出る前にプロバイダーのホームページから自分のメールを確認する作業をやってみたのだが文字バケしているものが多い。昔、スペインにいる長男のところに行った時は、いつも自宅で使っているパソコンを持っていったのだが、メールのチェックがうまくいかなかった。それでプロバイダーのホームページでメールの確認をしていたので、この作業も体験済みではあるのだが、使い勝手がよくないのでやや難儀な作業になる。Footballのトレード情報を確認、巨人が勝っているのを確認、メールはめんどうなのでホテルに着いてからとする。とにかくiPadがふだんどおりに使えるので安心。ふだんは自宅のルーターで使うだけなのだが、携帯のWi-Fiがあると、地図上の自分の位置が確認できるので、バスにのっていると自分が刻々と移動しているさまが地図で見える。これはなかなかに楽しい。リバプールはビートルズの出身地として有名。ぼくはビートルズを評価しているし、ビートルズ大全集という楽譜集をもっていて、ビートルズの曲はすべて歌える。が、マニアではないので、リバプールにわざわざ行こうとは思ったこともなかったが、そうか、リバプールか、と思った。

08/22/木
リバプールで目覚める。ホテルの部屋から川が見える。何かモニュメントのようなものが見えたので朝食のあとで行ってみると、タイタニックの乗組員の慰霊塔のようなものだった。広い川幅で河口の近くなのだろう。外洋船がよったりと航行している。あとで調べるとアイルランド行くのフェリーだった。あとはバスに揺られて湖水地方に向かう。ピーターラビットというのは聞いたことがあった。お父さんがウサギパイになったという話は小耳にはさんだがそれ以外のことは知らない。湖水で船に乗る。芦ノ湖みたいなものだ。人が多い。観光地だから仕方がない。長男がスペインにいる。その前にベルギーに留学していたこともあり、スペインとベルギーは何度も個人旅行をした。ほとんど妻がいっしょの旅立ったので、自分で旅行をしたというのは、次男をつれてベルギーへ行った時、それから長男の三女が生まれた時は妻が先行して出産の時の留守番をしていて、生まれてからぼくが到着するというケースがあった。外国への飛行機に一人で乗ったのはその時だけだ。一人の旅行はアブナイ。パリでの乗り継ぎの時に、出発ゲートが急に変更になってうろうろしたり、バッゲージクレームの場所がわからず迷い歩いたり、こういうことは自分には向いていないと思った。旅というものが好きではないので、気持が向かっていかないのだ。今回はツアーだし妻もいるので、自分は言われるままに体を動かすだけでいい。ツアーに参加したのは友人とスリランカに行った時が初めてで、息子たちが中学生くらいの時に2度、ヨーロッパに行った。そのうちの1度はスペインに2泊したのだが、まさか長男がスペインで暮らすようになるとは思いもしなかった。あとは妻との旅で、イタリア、東欧、ロシアへ行った。イギリスは家族旅行でロンドンに2泊したのて、スペインに行く時1度だけヒースローで乗り継いだことがある。その時のヒースロー空港の印象は最悪で、もう二度とヒースローには行きたくないと思っていた。本日もリバプールで宿泊。

08/23/金
リバプールの大聖堂などを見てから、チェスターという街を経由してコッツウォルズのマナーハウスに宿泊。森の中の静かな宿のはずが、インド人と思われる人々の盛大な結婚式をやっていて夜半まで騒音が響いていた。

08/24/土
のどかな鱒の泳ぐ川、小さな町の中を流れる清流、といった場所を回ったのだが、どちらも観光スポットになっていて、週末だということもあって、夏の軽井沢銀座みたいな様相だった。気温が上昇して日本みたいに暑い。本日もマナーハウスで宿泊。こちらの宿は昨日よりも快適な宿泊施設だった。

08/25/日
オックスフォードとストーンベンドを経由してロンドンまでの移動。今回は14人のツアーで、バスの座席に余裕がある。祖母と孫というカップルが3組もある。老夫婦はわれわれを含めて2組。ぼくの妻の友人が急に参加したのを加えて4人が単独旅行。ずっと同じバスで旅をするので単独の人もすぐに仲良くなる。ここまではすべて食事がセットされていている。昼と夜に1パイントのビールを飲むのが習慣になる。スペインの長男のところに行って、昼にわれわれ夫婦と長男夫婦で昼食に行くと、必ず赤ワインが2人につきフルボトル1本つくので、運転する長男はグラスに半分ほど飲む以外は、ほぼ2本ぶんのワインをぼく一人が飲むことになる。それに比べれば1パイントのビールは、酒を飲んだという気もしないくらいのものだ。

08/26/月
ロンドンには3泊する。午前中に観光して、そこから先は自由行動。昼も夜も自分で調達しないといけなくなった。博物館で解散となったのでとりあえずコベントカーデンに行くことにしていたら、添乗員さんがそこまでついてきてくれた。とても親切な方で感動した。オイスターカードというスイカみたいなものの買い方も教えてもらった。さて、添乗員さんと別れて、コベントガーデンのテラスで昼食。ここでも1パイントのラガーを注文したら、かなり大きなジョッキで出てきた。長男がブリュッセルに留学していた間に、4回くらいベルギーに行って、毎日ビールを飲んでいたのだが、その時の1パイントを思い出し。ここまでも1パイントと勝するビールを毎日2回飲んでいたのだが、あれはインチキだったようだ。ツアーの他の人がハーフのグラスで飲んでいるのを見て、そんなに違いがないと思っていたのだが、やっぱり小さめのジョッキだったようだ。突然だが、長男の結婚式でスペインに行った時に、バルセロナで妻と別れて単独行動をした時に、丘の上の公園でビールを飲んだ。スペインではグラス入りの生ビールをカーニャということだけは知っていたので、カーニャ・グランデと注文すると、最大級のものが出てきた。あれは1パイントではなく、2倍くらいあった気がする。日本で生ビールを飲むことはあるが、2杯目からはハイボールを飲むようにしている。今回の旅ではかなりビールを飲んだ。体重オーバーが気にかかる。さて、添乗員さんと別れたので、あとは妻と妻の友人を連れて町歩きをすることになる。とにかくデパートみたいなところにつれていって、二人が買い物をするのをぼんやりと待っている。地下鉄に乗るのは楽しい。ただしとても暑い。ロンドンでは今年の夏、猛暑だということはニュースで知っていたが、確かに暑い。地下鉄はもとより、デパートにも冷房がなかったりするので、日本では体験しないほどの汗が流れ出る。夜は近くのスーパーで買ったチーズなどで寝酒を飲む。

08/27/火
本日は一日中フリータイム。またデパートめぐりをするのかと思ったいたが、添乗員さんがハンプトンコートに連れていってくれるというので参加する。祖母と孫というカップルの孫だけ、単独の若い女性2人、それにわれわれ3人組、というメンバーで国鉄に乗ってハンプトンコートに向かう。こういう郊外電車は楽しい。妻と二人で電車に乗ったことが思い出される。フィレンツェからピサに行ったり、ブリュッセルからケルンに行ったり、パリからシャルトルまで行ったことを思い出す。電車と思っていたがよく見ると電線がない。気動車だがとても静かでスムーズだ。仕事場のある浜松三ヶ日には、天浜線という線路があるのだが、ここは古いディーゼルでトラックみたいな音を立てて走っている。それに比べればとても静かな列車だ。ウォータールーの駅に戻って、グリニッジに行くという若い人たちと別れてホテルに戻ろうと思ったら地下鉄がストップしていた。しかしここには複数の路線が走っているので、すぐに迂回できた。ホテルのある駅で降りて、近くのショッピングセンターに行ったら、ここは想像を絶する大規模なショッピングモールだった。ここにレゴショップがあることはネットで調べてあったので、真っ先に孫の土産を買う。次男の嫁さんからリクエストがあったようで、イギリスでしか発売されていないものがあったのようだ。次男のところの孫たちは四日市に住んでいるのだが、名古屋のレゴランドの年間パスポートをもっているし、お台場のレゴの会員にもなっている。まあ、とりあえず土産が買えてよかった。

08/28/水
ロンドンの最終日。夜のフライトなので昼過ぎまでは自由時間。映画でなじみとなったノッティングヒルに行く。地下鉄で2駅のノッティングヒルゲートから、ぐるっと丘を回って1つ手前のホランドパーク駅まで歩いた。バザールのような小さな店や露店が並んだ商店街のすぐそばに田園調布のような高級住宅地がある不思議な街だ。時間が余ったので昨日行ったショッピングモールに行く。妻たちが買い物をしている間、いい椅子があったのでそこで仕事をした。これまでもちょっとしたアキ時間にノートにメモをとったりしていたのだが、1時間以上時間をとれたので充実したメモが書けた。この旅行の期間、iPadで情報がとれたので、ふだんの生活とほとんど変わらない印象だった。とくにFootballの情報が得られたのでよかった。インディアナポリス・コルツのQBアンドリュー・ラックが29歳で引退というショッキングなニュースが飛び込んできた。ドラフトでラックをとったために、コルツはペイトン・マニングを放出することになった。マニングはデンバー・ブロンコスに移籍して、スーパーボウルで勝った。これに対してラックは怪我が多く、スーパーボウルに出ることもなかった。昨シーズン、奇蹟の復活を遂げてプレーオフには出場し、初戦のテキサンズには勝ったが、チーフスにはあっさり負けてしまった。今シーズンも地区優勝は間違いないと見られていただけに、この突然の引退はショッキングだ。このショックを誰に話すこともない。それにぼくはペイトン・マニングのファンだったので、ラックには最初からいい印象をもっていなかった。そのマニングはブロンコスに移ってからも怪我が多く、優勝した時もリーグの前半は欠場していて、オズワイラーという若手QBが活躍していたのだが、そのオズワイラーも別のチームに移籍してからはパッとせず、今年は移籍先が決まっていなかったのだが、コルツから声がかかったようだ。というような情報がiPadで得られたし、メールも何とか通じた。ネットが使えたので調べ物をすることもできた。やっぱり地図を見るのが楽しかった。ノッティングヒルではずっとiPadの地図を見ていた。さて、空港に着いて、荷物検査も終わると、さっそく待合室でプリントを取りだして作業に入る。飛行機の座席に座ってからも作業を進めたのだが、夜のフライトでは他の乗客は寝てしまうので、一人だけスポットの電気を点けているのもわるいので、暗闇の中で考え事をしていた。

08/29/木
飛行機の中で眠れなかったので昨日からの延長みたいな感じで長い1日が続いている。昨日のイギリス時間の午後7時半の出発して、着いたのは日本時間の午後3時。11時間半のフライトだ。荷物もちゃんと出てきた。自宅に帰り着いて荷物の整理を終えると午後8時くらいになっていた。プリント、年表、メモのノート、日記帳なども無事に日本に戻ってきた。忘れ物もなく、これで日本の日常に戻れそうだ。飛行機で眠れなかったので、まずは自分のベッドでゆっくりと眠りたい。

08/30/金
昨日は午後9時には寝た。ぐっすり眠ったので午前4時に目が覚めてしまった。時差ボケではなく、熟睡したせいだろう。疲れはない。とはいえ毎日1万数千歩歩いていたし、飛行機の座席にいたこともあって、体の節々が疲れている。こしにやや負担がある。昨日自宅に帰り着いて、仕事机の脇に『漱石』のゲラがあることに気づいた。パソコンを開けると担当編集者からのメールで、編集者のチェックがネット経由で届いた。文書を送るサイトからPDFがダウンロードしたのだが、どういうわけが保存がうまくいかない。まあ、わずかなページなのでプリントしたので問題はない。本日はこのゲラを見る作業から始めることになる。出発前にざっと読んで誤字脱字はチェックしてあるのだが、編集者からのギモンが届いたので、少し文章をいじることになりそうだ。と思っていたら『文芸思潮』からもゲラが送られてきた。これはたいへんだ。『人麻呂』の作業は一時中断ということになりそうだ。『文芸思潮』は季刊だとはいえ次の回の締切も近づいてくる。ゲラが終わったら、次の原稿を書かないといけない。

08/31/土
一昨日に日本に戻ってきて、昨日は丸1日、心身を休めたはずなので、とりあえず「文芸潮流」のゲラを読み始めたのだが、自分にとって重いテーマが書かれているので、数行読むだけで心がふるえて、なかなか先に進まない。夕方になったので八王子めじろ台のコーラスの練習に出向く。長男の幼稚園から小学校にかけての8年間をすごした住宅地で、懐かしさはあるが、土地を離れて33年になる。それでもコーラスのメンバーはほぼそっくり残っている。学部長の仕事があまりに忙しくて2年間ほど休んでいたのだが、定年退職を機に復帰した。飲み会に参加したのは5人。まあ楽しく語らいながら飲んだ。帰りの電車も慣れているので気がついたら自宅に戻っている。ゲラは明日がんばろう。


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