善鸞09

2022年09月

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09/01/木
月末になると新たなページを作る。この作業は20年以上続けている。新しいファイルを作るためには手順がある。前月のページを月末まで書いて上書き保存をしてから、そのまま同じページに新しい名前をつげて保存する。それからファイル名の表示とか、8月を9月に変更し、日記の内容は切り取って白紙の状態にする。そしていま書いている新しい領域に文字を打ち込んでいく。これを書いているのはまだ8月の31日なのだが、何か文字が入っていないと寂しいので、今月の目標とか、そんなものをここに書いているのだ。今月のトピックスは、Footballに尽きる。日本時間の9月9日(金)に開幕試合がある。スカパーが中継してくれるのかわからない。DOZNが今年も配信してくれるのかもわからない。去年はぎりぎりまでDOZNの配信が決まらなかった。それで心配しているのだが、スカパーの日テレG+はたぶん放送するだろう。いまからドキドキしながら放送を待っている。今シーズンはQBの移籍がかなりあったので、各チームの戦力に大きな変更があった。初戦を見るまでは、新戦力が機能するかどうかが不明だ。開幕戦はまるで相撲の千秋楽みたいな好取組が並んでいる。それだけに戦力の状態を確認できるし、そこからもうスーパーボウルへの道程が始まることになる。その前日の9月8日にはSARTRASの分配委員会と文藝家協会の理事会が同じ時間帯に開かれるので、両方にネットで参加しようと思っている。2つの会議がぎりぎりでかぶっているという状況はこれまでもあったが、今回は完全にかぶっているので、どういうことになるのか。スリリリングな展開になりそうだ。自分の仕事は『善鸞』だけ。ちょうど半分くらいのところまで来ているので、あとは年末を目途にゴールに向かって一歩ずつ前進していくだけだ。
さて本日はSARTRASのフォーラム委員会のための準備会という会議があった。かなり紛糾した。こういう会議が連日ある。リモートの会議などで自宅にいればいいし、会議のようすを聞きながら自分の仕事をすることもできるので仕事に支障はないようだが、その時間にZOOMで接続しないといけないので、完全に自由でいられるわけではない。明日もSARTRASの会議がある。

09/02/金
本日は朝10時からリアルな打ち合わせの会議があるはずだったが、SARTRASの職員に陽性反応が出た人がいて、ZOOMによるネット会議となった。リアルな会議だと早めに自宅を出ないといけなかったが、ネット会議なので少しは楽だが、小人数の会議なので議論に参加しないわけにはいかず、自分の仕事はできなかった。まあ、午前中の会議だと午後が完全にフリーになるので気持としては楽だ。『善鸞』の読み返しは2章の半ばくらいまで。2章の冒頭が少し手探りで進んでいるようだが、中盤からは流れが出来ている。まあ、良い感じになっている。このままでいいだろう。浜松にレベル5の大雨警報。仕事場は丘の上にあるので水に浸かる心配はないが雨漏りしていないか気にかかる。

09/03/土
週末はメールも来ないのでのんびりできる。2章の読み返しは順調に進んでいる。小倉山荘まで来た。ここに百人一首が出てくる。時代状況を示すための寄り道だが、小説にはこういう遊びも必要だし、宗教に知識のない人にとっても、百人一首なら知っていると思われるので、読者へのサービスみたいなもの。ここで2章が終わる。唯円とのやりとり自著『こころにとどく歎異抄』からの引用で増量した。親鸞の出番が2章で終わってしまうので、もう少し存在感を残しておきたかった。ということで2章が少し長くなったかもしれない。草稿でも忍性については語られているのだが、3章に登場する燃阿の良忠についても伏線として宇都宮蓮生の口から語らせておきたい。3章になって突然名前が出るのでは読者が途惑うだろう。親鸞の門弟たちがぶつかっている困難は、律宗と日蓮宗だけでなく、良忠の浄土宗の存在も大きいようだ。何しろ鎌倉の大仏がすでに完成しているくらいだから、阿弥陀仏の人気は高かったはずで、嫌われたのは親鸞の教えが法然そのままの専修念仏であったからだ。法然も親鸞も念仏以外の「雑行」を否定するのだが、法然の孫弟子にあたる良忠は、九州に弘まった雑行を肯定する異端とも言える浄土宗が、鎌倉幕府に公認され支援されたからだと考えられる。だから大仏が造営されたので、浄土真宗の敵は、同じように念仏を唱える浄土宗であったのではないか。浄土宗は雑行を肯定するので戒律も認める。そうであれば真宗のように「造悪無碍」の流派が出現することは防げるわけで、そのあたりのことを読者に示せればと思っている。今日は散歩の帰りに「男坂」を登ったので足がガクガクする。

09/04/日
今シーズンからスカパーの日テレG+では大学の試合を中継するようになった。現地では土曜が大学、日曜がプロと決められていて、プロのNFLの試合は日本時間の月曜に実施される。例外的にサースデーナイトとマンデーナイトとして1試合ずつが実施される。大学の試合はお正月の各種ボウルが最終戦になるので、プレーオフになると土曜にも試合がある。さて、本日の中継は早朝からあるので、こちらの体調維持のためにビデオに収録してある。まだ見ていない。妻が寝たあとで少しずつ見ようと思っている。冒頭からの見直しはようやく2章までが完了した。ここまではほぼパーフェクトだ。これで文体が確立したし上京設定も頭の中に入った。ただもともとの親鸞の手紙などの時系列が不明確なので、きっちりと時間軸に沿って物語を展開することが難しい。戦国末期や幕末など、多くの作品が書かれた時代は研究者もしっかり調べていて、時系列を無視すると批判されるし、校正でもチェックされるけれども、このあたりの時代は吾妻鏡の記述も信憑性がないので、まあ、少しぼかした感じて話を進めたい。3章も半分くらいは書いてあるが、2章までのチェックで設定を少し改めたところがあるので、とにかく書いたところまではチェックを続けていくことになる。散歩は御徒町のマツザカヤまで。マグロがサケに変わったという崎陽軒のシュウマイ弁当を買う。

09/05/月
昨日買ったシュウマイ弁当はサケではなくマグロに戻っていた。どっちでもいいのだが。夜中に録画してあった大学Footballを見た。来年のドラ1候補のオハイオ大学のQBストラウドの動きを見たが、シーズン始めということで、見るべきほどのものではなかった。それよりも観衆の多さに驚いた。10万人のスタジアムがオハイオ大のチームカラーの深紅に染まっている。プロのNFLのどのスタジアムよりも巨大な観客席が超満員になっている。日本でも高校野球の人気が高いように、Footballの場合は大学の人気が高いのだろう。しかし50以上はあると思われる大学チームだから、プロとして活躍できるのは有力チームでも数えるほどだろう。残りの選手はどこで何をするのだろうか。日本の実業団のチームには米国人と思われるQBやRBがいる。おそらく人気大学のレギュラーでこうした大スタジアムで毎週プレーしていたのだろう。観客まばらの日本の実業団チームで、子どもみたいな体格の日本選手を相手にするのは、まさに都落ちといった感じなのだろうと思うが、それでもギャラは貰っているだろうからプロフェッショナルではあるのだろう。日本でもバスケットやサッカーは人気がある。せめてもう少し観客が増えればと思うのだが、ぼく自身、日本のFootballを見る気はしない。囲碁将棋チャンネルでは時々、アマの人の将棋を見ることがあるが、それなりにおもしろい。やはりFootballは体格がないとそれらしくならないのだろう。そこへいくとアメリカの大学の試合は、体力だけはプロと遜色のない選手たちだし、その中の何人かがプロになるのだと思うと、楽しく見ることができる。さて、本日は久し振りに深川ギャザリア。いつも昼食に入るイタメシが値上げしていた。セットでついてくるスープまたはサラダの内容が少しだけレベルアップしていた。同じフロアに値上げしないサイゼリアがあるので見映えで補おうとしているのだろう。『善鸞』は3章の見直しに入った。2章までの修正で話の運びがスムーズになった。3章ではあまり説明せずに先に進むことができる。いい感じになってきた。数日前にダウンロードした新しいメールソフトは順調に作動している。ただ旧いソフトを開けようとするとスムーズに作動しなくなった。気をわるくしたのか。メーリングリストを移すなどの作業をしていないので、確認のために旧いソフトを開けることがある。まあ、しばらく新しいソフトを使っていれば、必要な相手からはメールが届くので、問題は解消されるだろう。用がある人はメールをくれるので、何とかなるはず。

09/06/火
近所の医院で常用の薬を貰う。散歩の途上で100円ショップに出向きノートとボールペンを買う。原稿はパソコンで書くけれども、メモを書くノートは必要だ。ボールペンは特定のゲルインキを用いるもので2本で110円。これの欠点はノック式のノックをするプラスチックのカバーがとれてしまうこと。これを紛失すると使い物にならない。そのためインクがなくなったボールペンを捨てる時は必ずカバーをとっておくことにしている。ということでぼくの机の隅のトレーにはこのプラスチックのカバーが山ほどある。明日は三鷹サテライトで芥川龍之介の「藪の中」についての講義を収録するので、ノートを準備する。午前中にSARTRASの会議が入っているのでハードスケジュールだ。

09/07/水
朝10時からZOOMの会議。これは重要な会議なので何度も発言する。やや疲れるが、午後は三鷹で社会人向けの講義の収録。まあ、楽しく話せた。明日は同時間帯に2つの会議がある。大丈夫か。

09/08/木
ぼくは小説を書く作業を始め、ホームページの更新やメールのやりとりなど、必要な作業はパソコンでやる。だが10年以上も前のものなので、カメラもついていないし、インターネットの速度も遅い。それでZOOMでの会議はiPadを使っている。メールはパソコンに届くので、ZOOMの案内が届くとそれを自分のグーグルのアドレスに転送する。このアドレスは誰にも教えていないので、自分で転送したメールしか入っていない。会議は連日のこともあり、ZOOMの案内のメールがたまるので、転送時のタイトルに日付を入れてわかるようにしてある。たまに移動中に会議に出ることがあるので、iPhoneでも同じメールが取れるようにしてある。さて本日はZOOMを使い始めて初めての経験だが会議が完全にカブってしまった。というわけで、SARTRASの分配委員会をiPhoneで接続し、文藝家協会の常務理事会と理事会の方はiPadでつないで、二つを台の上に並べ、イヤフォンも左右の耳にあてて会議の行方を見守っていた。文藝家協会の方でいきなり発言の必要があってこちらから声を発した。ふだんはイヤフォンを使っていないので付属のマイクが機能するかもわからないので、「聞こえますか」と確認してから話し始める。必要な発言をしたあと、分配委員会の方に集中する。イヤフォンの左右の音が違っているというのも初めての体験だが、これは両方同時に聞くのは至難だ。分配委員会で一度だけ発言。今度は文藝家協会に集中する。こちらも最後の方にもう一度だけ発言。双方ともに必要な発言は出来た。よかった。いつも会議中は音だけ聞きながら自分の仕事をするのだが今日はダメだった。さて、本日は2つの会議が終わったので、今週の山場は終わった。明日も共通目的委員会というのがあるが、先週、委員長(ぼくは副委員長をつとめている)と打ち合わせをZOOMでやったので、とくに発言の必要はないだろう。明日はそれどころではないのだ! Footballが始まる。開幕戦。スーパーボウルを制覇したラムズが本拠にビルズを迎える。開幕戦を闘えるのは覇者の特権で、当然ながら強い相手とぶつかる。ビルズは昨シーズンのカンファ準決勝でチーフスを相手に、残り13秒で大逆転したものの、その13秒で同点に追いつかれ、延長開始前のコイントスで負けてそのまま攻撃の機会もなく負けてしまった。実力はラムズと闘ったベンガルズや、そのベンガルズに決勝戦で延長負けしたチーフスにも劣らない。ということはラムズともほぼ互角に闘えるはずだ。今シーズン、ぼくが応援するのはまずチーフス。あとは新人QBがしばらくは控えだろうがシーズン後半にはデビューしてほしいと期待しているスティーラーズ。それとチーフスから移籍したタイリーク・ヒルのいるドルフィンズといったところ。Nカンファはカーディナルスとセインツをいちおう応援したいと思っている。ビルズ対ラムズはどちらを応援するということではないが、チーフスのライバルになりそうなビルズが調子を出すとまずいなという気がしている。実力は互角。しかし昨シーズンラムズにいたエッジラッシャーのボン・ミラーが今年はビルズに移籍した。ラムズのマイナスがビルズのプラスになっているので、ビルズ有利と見ている。シーズン始めで双方ともベストの状態ではないだろう。ゲームが進むうちに先に調子が出てきた方が流れに乗るのではないか。とにかく強いチーム同士の闘いなのでおもしろい試合になることは間違いない。開幕戦はこの一試合だけで、本当の闘いは日本時間の月曜日早朝から始まる。チーフスはカーディナルズ。これは強敵。チーフスは最速レシーバーのヒルがいなくなった。着実なスロットレシーバーのプリングルもいない。スミスシュスターとスカンティングという快足レシーバーを移籍で獲得してはいるが、QBマホームズとの相性はぶっつけ本番を見るまではわからない。ランニングバックの補強もできなかったし、セーフティーが2人ともいなくなった。守備は大丈夫か。不安はあるもののマホームズなら何とかするだろうと楽観している。スティーラーズはベンガルズ。これは負けてもいい相手。新人QBピケットではなくビルズの控えだったトラビルスキーが先発するようだ。マホームズやブラウンズに移籍したワトソンと同期で、ドラ順ではトラビルスキーが上だったはず。ベアーズで先発を務めプレーオフには進出していたが、期待に応えられなかった。スティーラーズはよれよれのロスリスバーガーでもプレーオフに出られたチームなのでそこそこ勝てるだろうが、ぼくとしては早くピケットに交替してほしい。ドルフィンズはペイトリオッツが相手。ヒルが入ってもパスを投げるタゴバイロウの遠投力に疑問がある。たぶん負けるだろう。注目されるのはブラウンズからパンサーズに移籍したメイフィールドと、シーホークスからブロンコスに移籍したラッセル・ウィルソンが、いずれも古巣と対決することだ。パンサーズは下り坂のチームではあるが、ブラウンズはもっと下り坂だし、ラッセル・ウィルソンはQB以外は選手が揃っているチームに入ったので、双方ともに勝利するだろう。ブレイディーのバッカニアーズはカウボーイズと対戦。カウボーイズのプレスコットは絶好調宣言をしているので、ブレイディーの調子が出ているかどうか。セインツ対ファルコンズは、ウィンストン対マリオタという、5年前くらいのドラ1とドラ2QBの対決。2人とも挫折があって復活のチャンスが巡ってきた。ただチーム全体の力はセインツの方が上だろう。ぼくは密かにマリオタを応援している。同じようにドルフィンズの控えQBブリッジウォーターも復活してほしいので、先発のタゴバイロアの限界が見えてくるといった展開を期待している。

09/09/金
いよいよFootballが始まった。ラムズ対ビルズ。ラインバックのエッジラッシャー、ボン・ミラーがラムズからビルズに移籍した。そのぶんだけビルズ有利かと昨日のノートに書いておいたが、その通りの展開になった。出だしはほぼ互角と見えたのだが、早い段階でボン・ミラーのQBサックが2回も決まって、スタッフォードは調子を崩した。早く投げなければという焦りからかインターセプトが3本。終わってみればビルズの圧勝だった。スタッフォードはシーズン前に肘を傷めていたのだが、まだ本調子ではないようだ。チャンピオンチームがこんな感じでは、Nカンファは渾沌とした状態になるだろう。逆にAカンファはビルズが本命、チーフスが対抗、ダークホースはNカンファからQBが移籍したラッセル・ウィルソンのブロンコスと、ライアンのコルツということになるか。ぼくはスティーラーズにも期待をかけている。試合は9時半から始まったのだが、10時からはSARTRASの共通目的委員会。テレビの前にiPadを置いてイヤフォンで何度か発言した。イヤフォンの小さなマイクがどの程度音を拾うのかわからないので、いちおうテレビの音量は最小に絞っておいた。午後はのんびり散歩。妻が寝不足だというので、三越でヘルシーな弁当を買う。『善鸞』は日蓮の弟子との対話。これは日蓮の教えについて簡単に紹介するといった意味合い。日蓮本人とはもっと先で対面して、そこではやや深い議論をしたいと思っている。

09/10/土
妻と散歩。テレビでよく紹介される大山商店街に行ってみる。サラリーマンでPR誌の編集者をしていたころ、大山駅と下板橋駅のまんなかくらいのところに印刷所があって何度か訪れたことがあった。都営三田線の板橋区役所前から歩くこともあった。だからある程度の土地勘はある。物価の安さに妻は驚いていた。もう少し近くにあるといいのだが。昨日のFootballの余韻がまだ尾を曳いている。ラムズはなぜあんなに弱かったのだろう。ビルズが強すぎたのか。やはりボン・ミラーだ。これは鬼に金棒どころではない。いつもどおりアレンのランは強引で、いまにも怪我をしそうなのだが、体を鍛えているのだろう。さて、問題は月曜日だ。マホームズと新しくなったレシーバー陣はうまく機能するようにになっているのか。セーフティー陣もガラッと変わった。初戦なので予想を書いておこう。セインツ対ファルコンズ、7年前のドラ1対ドラ2。ちなみにその翌年のドラフトでは、ジャレッド・ゴフがドラ1だった。スタフォードの代わりにライオンズに追いやられてしまった。その年の1巡指名QBはゴフだけ。ゴフは堅実なQBだがロングパスに切れ味がない。ライオンズでも苦労している。その翌年はドラ1がエッジラッシャーのマイルズ・ギャレットでドラ2がトルビルスキーだった。ベアーズで先発としてプレーオフに進出したこともあるが放出されて昨シーズンはビルズでアレンの控えに甘んじていた。今シーズンはスティーラーズに移籍してロスリスバーガーの後継者となるはずだったが、新人QBのピケットの人気が高い。よほど勝たないと交替させられるだろう。この年の10位がマホームズ、12位がワトソンだった。マホームズはそれほど評価されていなかったのだろう。さて、その7年前の初戦がバッカニアーズ対タイタンズで、ウィンストン対マリオタの対決だった。確かマリオタが勝ったと思うのだが、その後、怪我に悩まされて、レイダーズでカーの控えになっていた。今年はライアンがいなくなったファルコンズに移籍して新天地で復活を誓っている。ウィンストンはタッチダウンパスとインターセットの数がほぼ同じという雑なQBでバッカニアーズをクビになり、セインツでブリーズの控えに甘んじていた。ブリーズの引退で昨シーズンは先発で好成績を挙げていたが途中で怪我をしてリタイア。今年に再起をかけている。ぼくはマリオタのファンだが、チーム力はセインツの方が上で、セインツ勝利を予想しておく。ブラウンズ対パンサーズ。メイフィールドを追い出してワトソンをトレードで獲得。だが暴力事件で10試合以上出場できないとのこと。それではメイフィールドのパンサーズの勝ちだろう。49ナーズ対ベアーズ。チーム力は49ナーズだが昨年の新人QBランスがいよいよ開幕先発する。大丈夫か。ベアーズのジャスティン・フィールズも去年の新人。2年目対決。まあ、49ナーズだろう。スティーラーズ対ベンガルズ。移籍したトルビルスキーが先発する。ぼくは新人ピケットを早く見たいので、トルビルスキーにはボロ負けを期待する。ベンガルズが圧勝するだろう。イーグルス対ライオンズ。ライオンズはいまどん底。イーグルスの勝ち。コルツ対テキサンズ。コルツ圧勝。テキサンズはワトソンを放出してQBがいなくなった。どうするんだ。ペイトリオッツ対ドルフィンズ。僅差でペイトリオッツが勝つ。タゴバイロアには期待できない。レイブンズ対ジェッツ。ジェッツも2年目QBのザック・ウィルソンが先発する予定だったが、怪我。ベテランのフラッコが出るのだろうが期待できない。レイブンズの圧勝。ジャガーズ対コマンダーズ。弱い者同士だが、去年のドラ1トレバー・ローレンスが今年は勝つ。去年の最終戦、コルツのウェンツは勝てばプレーオフ進出だったが、ビリのジャガーズに完敗。それでウェンツは放出されてコマンダーズに行き、またジャガーズと対戦する。気の毒だがウェンツはまた負けるだろう。ジャイアンツ対タイタンズ。タイタンズの圧勝。チーフス対カーディナルス。順当にチーフスが勝つ。勝ってほしい。レイダーズ対チャージャーズ。同地区対決だね。この地区はマホームズのチーフスと、ラッセル・ウィルソンが移籍したブロンコスがいる。この初戦に負けた方が地区ビリに沈む。地区3位ならまだプレーオフ出場を狙える。パッカーズ対バイキングズ。ロジャースが元気ならパッカーズが圧勝。バッカニアーズ対カウボーイズ。ナイトゲームでスカパーの中継がある。ブレイディーはまだ本調子ではないだろうから、カウボーイズが勝つのではないか。火曜日は1試合。これは中継がないのでDOZNで見るしかない。ブロンコス対シーホークス。ボン・ミラーの移籍でビルズが圧勝したどころの話ではない。QBのラッセル・ウィルソンをブロンコスに盗られて、シーホークスはQBがいなくなった。ブロンコスが35対0で勝つ。

09/11/日
妻と湯島天神へ。名古屋にいる孫の弟の方の合格祈願。すでに大量の絵馬が境内の各所にぶらさがっている。神さまっているのかどうか知らないが、ぼくは『菅原道真』を2回書いたことがあるので、とても親しい人物だ。よろしくお願いします。さて、明日はいよいよFootballの開幕。すでに1試合だけが終わっているのだが、明日のナイトゲームはカウボーイズ対バッカニアーズ。実力はバッカニアーズだがブレイディーが練習不足だろう。一度引退を表明してから復帰したのは、早く辞めてほしいという奥さんから強い要望に本人も迷う気持があったのだろう。明確な理由もないままに練習にも参加していなかった。従って明日はぶっつけ本番になる。盟友であったタイトエンドのゴロンコウスキーは引退しているので、パスを投げる相手との呼吸が、練習不足ではうまくいかないのでは。カウボーイズは守備がよい。レシーバー不足ではあるが、ランニングバックの2枚看板でゴツゴツとランで前進していけばいい勝負になるだろう。接戦になるがカウボーイズに勝ってほしいという願望をこめてカウボーイズが勝つと予想している。チーフスは5時25分からの試合。目覚ましをかけずに、目が覚めたらDOZNで見ることにしている。できれば2時からの試合の第4クォーターくらいから見たいので4時半くらいから見たいと思っている。早めに寝酒を飲んで熟睡したら、パッと目が覚めることを期待している。

09/12/月
朝4時に起きた。2時からの試合の後半から見られた。逆転また大逆転という白熱の試合が展開されている。開幕戦に限って予想を書いておいたので当たり外れを検証する。セインツ対ファルコンズ。マリオタが頑張って勝ちそうだったが逆転負け。だがこれは予想どおり。ブラウンズ対パンサーズ。メイフィールドの活躍で逆転勝ちと思われたのだが、終了直前に50ヤードを越す新人キッカーのキックが決まってブラウンズが逆転勝ち。チャブとハントというランニングバックの2枚看板が活躍して、QBが不審でもブラウンズはなかなかの実力があることが確認できた。移籍のワトソンは最後の6試合にしか出られない。そこまで5分の成績で行ければプレーオフ進出の可能性も出てくる。ぼくの予想は外れ。49ナーズ対ベアーズ。ランス不調でジャスティン・フィールズ好調。ベアーズの勝ち。また外れ。スティーラーズ対ベンガルズ。ベンガルズが圧勝と書いたが接戦で延長戦。キッカーの不調でベンガルズ惜敗。予想は3連敗。イーグルス対ライオンズはイーグルス勝利でやっと予想が当たった。コルツ対テキサンズ。何と引分。Footballは延長戦があるので引分はめったに起こらない。ペイトリオッツ対ドルフィンズ。また予想が外れてドルフィンズ圧勝。タゴバイロアが次々にロングパスを決めた。レイブンズ対ジェッツ。これは予想通りにレイブンズ圧勝。ジャガーズ対コマンダーズ。またもや予想外れでコマンダーズの勝ち。ウェンツが頑張った。ジャイアンツ対タイタンズ。タイタンズの圧勝と思っていたらジャイアンツが辛勝。また外れた。チーフス対カーディナルス。順当にチーフスが勝つ。予想通り。レイダーズ対チャージャーズ。チャージャーズの勝ちも予想どおり。パッカーズ対バイキングズ。ロジャースが元気ならパッカーズが圧勝と書いたがロジャースに元気がなかった。また外れ。バッカニアーズ対カウボーイズ。ナイトゲームはこれから。テレビの中継もあるので仕事を放り出してテレビを見る。ここまでのぼくの予想は5勝1分7敗。これからの試合のカウボーイズ勝利も危なそうなので負け越しがほぼ決定。さて、そのバッカニアーズ対カウボーイズは、カウボーイズの完敗。ただディフェンスはブレイディーに何度もサックを浴びせてよく持ちこたえていたのだが、QBプレスコットのパスがまったく決まらなかった。アマリ・クーパーなど主力レシーバーを移籍で失っていて戦力がガタ落ちになっている。まだ明日の試合が1つ残っているが、初戦の勝ち負けが決まって、地区優勝争いの先が少し見えてきた。Aカンファの東地区はビルズが圧倒的だがタゴバイロアのロングパスが決まっていたのでドルフィンズにも希望が見えてきた。北地区は昨シーズン地区優勝のベンガルズだけが負け、他の3チームが勝ったので渾沌とした状態。南地区は同地区のコルツとテキサンズが引分、あと2チームは負けたので、勝ったチームがゼロ。去年はカンファの第1シードだったタイタンズが、弱小ジャイアンツに負けた。去年は1強3弱だったが今年は4弱だ。西地区は同地区対決でチャージャーズが勝ち、負けたレイダーズは一人負けになるだろう。次週、チャージャーズはチーフスと対戦する。これでチーフスが勝てばもう地区優勝間違いなしだろう。Nカンファはカウボーイズだけが負けて残りの3チームが勝った。2年前は負け越しチームがプレーオフに出るという弱小地区だったが今年は好調だ。北地区は優勝候補のパッカーズがバイキングスに負けて渾沌とした状態。南地区はバッカニアーズで決まりだろう。西地区は明日のシーホークスも含めて4チームが全滅になるのではないか。少し前までは激戦地区だったのに今シーズンは弱小地区になったみたいだ。ということで少し早いがスーパーボウル予想。Aカンファはビルズとチーフスの勝者。Nカンファはバッカニアーズ。結局、ビルズ対チーフスの勝者がスーパーボウルを制覇する。ダークホースは見当たらない。

09/13/火
本日は1試合だけ。ブロンコス対シーホークス。シーホークスでスーパーボウルを制覇したこともあるラッセル・ウィルソンがブロンコスに移籍した。シーホークスは代わりにブロンコスで使い物にならなかったロックというQBを交換で受け容れたのだが、昨シーズンラッセル・ウィルソンが怪我で休んでいる時に控えとして活躍したジーノ・スミスを先発に起用した。このスミス、出だしから快調にパスを通して終始リードする展開。ラッセル・ウィルソンは後半は調子を上げ、1点差に追い上げ、さらに終了寸前に攻撃権を得た。時間は充分にあったのだが、ゆっくり攻めて時間切れ寸前にキックで逆転と考えたのだろうが、思ったように先に進めず、60ヤードのキックが残ってしまった。失敗。何とシーホークスが勝ってしまった。昨日のメイフィールドも古巣のブラウンズに惜敗した。まだチームに慣れていないということもあるだろうが、自分の弱点も知っている古巣相手の試合は難しいのだろう。ということで、ぼくの予想はほとんど当たらなかった。でたらめに予想しても確率としては半分当たるはずだが、わざと負ける方を予想することになってしまった。考えすぎということか。感動的なストーリーを期待しすぎたということか。いずれにしても開幕戦はほとんどの試合が接戦だった。実力伯仲ということで今シーズンは楽しい試合が続くことだろう。

09/14/水
三鷹サテライトで講座収録。先週の収録は1コマだけだったが、今週と来週は2コマ。人のいない教室で一人でしゃべり続ける。こういうものにも慣れてきた。

09/15/木
日本点字図書館で本間賞の選考会。これはリアルな会。午後はSARTRAS理事会。けっこう紛糾したがとくに発言することもなかった。共通目的委員会関連のテーマなので、すでに打ち合わせと委員会で2度しゃべっていることを繰り返す必要もない。『善鸞』は笠間城での対話が終わって、三村山に向かう前に小鶴に行く。ネットでどんなところか調べる。

09/16/金
チーフス対チャージャーズ。両チームとも開幕戦は勝利。とくにチーフスのマホームズは5タッチダウンパスという最高のプレーでカーディナルスに圧勝した。ただカーディナルスの守備がほとんど機能していなかった。チャージャーズは初戦を同地区のレイダーズ相手にきっちりと守備で守り切った。とくに移籍い入ったカリル・マックが活躍し、ボサ兄とともにディフェンスの両輪が左右からマホームズに迫って、きっちりとパスディフェンスをするとともに、マックは何度もランニングバックの動きも封じていた。ということで出だしからチャージャーズのペースで試合が進んでいた。後半に入ってチーフスの守備陣が攻撃的になってハーバートの動きを封じて同点という状況で第4クォーターに入った。そこでパーバートからタイトエンドに連続してパスが通り、フィールドゴールは確実となるレッドゾーンに入ったところで、タッチダウンを狙ったパスをチーフスのラインバックが狙い澄ましたインターセプトで、99ヤード独走のピック6タッチダウンとなった。ジェレイン・ワトソンという新人。何とドラフト7巡、全体では243番目指名という無名の選手だった。まさにラッキーボーイの出現だった。その後もチーフスのディフェンスが頑張って、攻撃権を得て時間を消費してフィールドゴール。残り2分で10点差だったので勝利は確実だったが、タッチダウンを決められたあとのオンサイドキックをチーフスの選手がはじくというハプニングがあったが何とかチーフスの選手がカバーした。最後まではらはらする展開で、充実した試合だったが、終わってみれは新人ディフェンスのほぼ偶然ともいえる99ヤードのタッチダウンで勝利したわけで、この7点がなければ、チャージャーズの方が押し気味の試合だった。実力はほぼ互角だろう。チャージャーズとはもう1試合あるので、地区優勝争いも楽観できないし、本日の試合を見る限り、チーフスはランニングバックが少し弱いし、レシーバーも傑出した選手がいない。バッファロー・ビルズの方が総合力は上だという感じがした。明日は講演があるので試合を見ながら準備のノートを作った。

09/17/土
築地本願寺銀座サロンで講演。これはリアルな講演。三鷹サテライトの講座は録画収録なので聞き手はビデオカメラを操作する人だけでその人もいなくなることがあるので、無人の教室で一人しゃべっているだけなのだが、本日は聞き手がいたので元気が出た。天気予報では午後から雨とのことであったが、講演が終わっても雨は降っていなかった。ぼくは天気予報をわりと信じているので、雨の予報があると極力千代田線に乗ることにしている。往路はまだ降っていなかったので丸ノ内線だったのだが、サロンの場所が銀座一丁目だったので有楽町線に乗ってしまった。1駅乗って有楽町から日比谷まで歩かないといけない。歩きながら、1丁目から4丁目まで歩いて日比谷線に乗ってもよかったなと思ったが、まあどちらでも歩く距離に変わりはない。というか、散歩だと思えばたくさん歩いた方がよいので、まあ、よかったと思っている。文藝家協会の百周年記念の作業を出久根さんに頼まれていて、旧い協会通信を読んで再録すべきところに付箋を貼る作業を始めた。これは数日の仕事になりそうだ。

09/18/日
まだ鹿児島に上陸していない遠くにある台風の影響か、朝から雨。時に大手町のビル群が掻き消えるほどの豪雨となり遠雷も聞こえる。テレビでは「かつて経験したことのない強さ」と言っている。そんなすごいものが来るのかと思ったが、ぼくも妻も中学一年の時に「第2室戸台風」を大阪で体験している。その少し前には伊勢湾台風というのもあった。そのうちその2つの台風の上陸時の気圧が925と927ヘクトパスカルだという情報が伝えられた。接近しつつある台風は930とのことなので、大阪や名古屋は別として、九州などではかつて経験したことのない強さだということで納得した。台風の接近で思い出されるのは、数年前に家族12人で北海道に行った時のこと。東京に戻る日の夜、台風の接近で最後の数便が欠航になった。ぼくたちが予約した便は動いているものの中の最終便だった。ラッキーとしか言いようがない。もし欠航していたら12人で路頭に迷うところだった。もう一つ思い出されるのはこれも数年前、大学の仕事で西安に行った時のこと。大阪にすごい台風が来た。関空とつながった橋にタンカーが衝突し関空そのものも水没して全便欠航になった。ぼくたちは羽田に戻る便なので問題はなかったが、同じ宿舎で知り合いになった京都の大学の先生は学生を何人か引率していたので、関空が閉鎖になると大ピンチになるということで、各所に電話をかけまくっていた。その後、どうなったかは知らない。ぼくと同僚の先生は悠々と羽田に戻ってきた。さて、文藝家協会の作業、ようやく終わる。一昨日の夜から始めた。昨日は講演があったので夜だけの作業だったが、今日は朝から夕方までずっと作業をしていた。たいへんな重労働だったがようやく終わった。ぼくは知的所有権委員長になった時期で、そのころは理事会で報告することが山のようにあった。ということでぼくの写真が何度も出てくるのだが、若くてハンサムだなと改めて思った。いまはすっかり高齢者になってしまった。さて、明日はまたFootballの日だ。無理をせずに自然に目が覚めた時に起きて適当に試合を見たいと思う。ぜひ見たいと思う試合はない。勝敗の予想もしない。ただ気にかかる試合についてメモ的な感想を書き留めておく。パンサーズ対ジャイアンツ。ジャイアンツは昨シーズンのAカンファ第1シードだったタイタンズに競り勝った。RBバークレーが走りまくった。新人の時に大活躍したバークレーだったが怪我で長らく低迷していた。先週の復活が本物なのか。まだ頼りのないQBジョーンズがRBに支えられて少しはましなQBになれるのか。パンサーズは先週、移籍したQBメイフィールドが古巣のブラウンズに負けてしまった。まだチームに慣れていないようすだったが第4クォーターに一時は逆転となるタッチダウンを決めた。こちらも復活ができるか。どちらを応援するということはないのだが気にかかる試合だ。ペイトリオッツ対スティーラーズ。2年目のQBマック・ジョーンズが背中を傷めているのではないか。スティーラーズはディフェンスの要のワット弟がリタイアしている。QBのトラビルスキーも何となく頼りない感じで、早く新人のピケットに交替してほしい。とにかく両チームとも、プレーオフに進出できるかぎりぎりのところにいるので、この勝敗は大事だ。ドルフィンズ対レイブンズ。タイリーク・ヒルが移籍したドルフィンズだがQBタゴバイロアが不安定だ。先週は勝ったが今週は強敵のレイダーズ。ここで勝てば調子が出てくる。カーディナルス対レイダーズ。初戦に負けたチーム同士。ここで2連敗するとずるずると低迷しそうだ。バイキングス対イーグルス。こちらは勝ったチーム同士。2連勝すると勢いが出てプレーオフ圏内が見えてくる。テレビ中継はベアーズ対パッカーズ。先週勝ったベアーズと負けたパッカーズだが、実力はパッカーズが上。ベアーズの2年目QBジャスティン・フィールズに期待。ここにはチーフスから移籍したプリングルというレシーバーがいる。チーフスでは5番手くらいのレシーバーだったがベアーズでは3番手くらいの扱いになっているようなので頑張ってほしい。ぼくはパッカーズのQBロジャースがあまり好きではない。ベアーズを応援したい。

09/19/月
やや多めに寝酒を飲んで1時半に寝たら3時に目が覚めてしまった。iPadでDOZNにつなぐと2時からの試合がまだ前半だった。ドルフィンズが大差で負けていて、やはりレイブンズ相手には通用しないかと思っていたら、終了間際にタゴバイロアからタイリーク・ヒルに超ロングパスがたてつづけに2本決まって同点。直後にレイブンズもフィールドゴールを決めたのだが、残り時間ぎりぎりでワドルへのパスが通ってドルフィンズの逆転勝ち。スティーラーズはペイトリオッツに惜敗。そろそろ新人QBを起用した方がよいのではないか。初戦にチーフスにボロ負けだったカーディナスルはレイダーズが相手でもボロ負けだった。まだマレーの調子が出ていないようで今シーズンはダメかと思ったら、レイダーズのとんでもないミスが続いて何とカーディナルスの逆転勝ち。カウボーイズが控えQBでベンガルズに勝ったのにも驚いた。台風が近づいているようで風が強くなってきた。夜はエリザベス女王の国葬。NHKのBSを見ると解説の人が何人かいて聞き飽きたことを話すようすなのでスカパーのBBCに切り替える。こちらはひたすら兵士たちの準備のようすを映している。葬儀が始まると、少年合唱隊のボーイソプラノの声が麗しかった。ぼくがものごころついたころからずっとエリザベス女王だった。今度の王さまはぼくと同世代だが老人に見える。自分も老人なので仕方がないが、老人性の短気なところがあるようで、大丈夫かという気がする。

09/20/火
台風は通過していった。本日はマンデーナイトゲームが2試合あったがどちらも点差が開いておもしろくなかった。開幕から2試合が終わって早くも全勝が6チームに絞られた。Aカンファは東地区のビルズとドルフィンズ、それに常勝チーフス。Nカンファは東地区のイーグルスとジャイアンツ。それに常勝バッカニアーズ。ビルズ、チーフス、バッカニアーズは勝って当たり前のチーム。ドルフィンズはタゴバイロアがロングパスを投げられるようになり、タイリーク・ヒル、ワドルの俊足レシーバーにパスが通るようになった。どこまでこの調子が続くのか。イーグルスのQBハーツが好調。モバイルQBなので怪我が心配だが。ジャイアンツの2連勝は意外。ぼくはイーライ・マニングがいたころはジャイアンツのファンだった。いまのQBジョーンズは何とも不安定で、今年ダメだったらクビだろうが、勝ってしまうとドラフトの順位が下がってしまう。Nカンファ東地区は一昨年は負け越しチームが地区優勝でプレーオフに進出するという恥ずかしい状態だったが、今シーズンはQBプレスコットが怪我で出られないカウボーイズが控えQBで勝ったし、コマンダーズも1勝しているので、レベルの高い競争になりそうだ。Aカンファも東地区が激戦区になった。ジェッツは2年目のザック・ウィルソンが怪我でリタイヤしたのだが、控えQBで勝ってしまった。ひどいのは南地区で同地区の勝利しか望めない。負け越しで地区優勝になりそうな感じだ。

09/21/水
三鷹サテライトで講座の収録。今月3回目。先週は『空海』と『日蓮』、今週は『親鸞』と『天海』。自著について語るということで楽しく話すことができたが、90分は2コマ、2週続けたので、さすがに今回はドッと疲れが出た。これで今月の行事は終わり。明日は仕事場に移動する。

09/22/木
妻の運転で三ヶ日インターへ。9時半に出発して11時半に足柄、2時過ぎには三ヶ日インターに到着した。仕事場は何ごともなし。台風が通り過ぎたはずだが建物は無事。ただ庭の雑草が腰まで延びている。今回はこれを苅るのが課題。さて、木曜日はスカパーでお笑いコンビのオードリー(2人は高校でアメフトの選手だった)が司会をするダイジェスト番組がある。そのダイジェストでブラウンズがジェッツに逆転負けする映像を見ていて気づいたことがある。ブラウンズが6点リードで残り2分を切った場面で、ブラウンズがエンドゾーンの直前まで迫ったところで、ランニングバックのチャブがボールを持ってエンドゾーンに迫った。2ヤード手前まで進めばファーストダウンになるのだが、そこまで走ったチャブの前にいたジェッツのディフェンスが、チャブにタックルせずに、よけるような仕種を見せた。リアルタイムで見ていた時は、バランスを崩してすれちがってしまったのかと思ったのだが、あれはわざとタッチダウンさせたのだと今日の映像を見て確信した。タックルしてチャブがエンドゾーンの手前で膝をつくと、そこからブラウンズのファーストダウンが始まる。時間を消費してニーダウンを3回くりかえせばそれで試合は終わってしまった。チャブもそれはわかっていたはずだが、走ってきた勢いでエンドゾーンに飛び込んでしまった。7点の追加で13点差になったが、2分近く時間が残っていたので、そこから大昔にスーパーボウルを制覇したことのあるフラッコがロングパスで7点とり、オンサイドキックをブラウンズの選手がはじいたため、さらに攻撃権を得て逆転のタッチダウンをフラッコが決めた。確かにオンサイドキックをはじいたブラウンズの選手に責任はあるのだが、最大の責任はチャブにあるし、勝利の立役者はチャブの突進をわざとよけたディフェンスの選手だ。Footballは体力勝負のゲームのように見えるのだが、実は知的な戦略ゲームという側面がある。体力自慢の選手たちも戦略を熟知して動いているのだ。

09/23/金
金曜日なので1試合中継がある。ブラウンズ対スティーラーズ。どうでもいい試合だが、QBメイフィールドがいたころは応援していた。スティーラーズもQBロスリスバーガーを応援していた。2人ともいなくなったのでどうでもいいと思っているのだが、スティーラーズは地元のピッツバーグ大学から新人QBピケットを入れたので、ピケットが出るなら応援したい。いまはマホームズと同期のトラビルスキー。ドラフトではマホームズやワトソンより上の評価だったのに低迷している。気の毒だとは思うが長いパスを投げる勇気のないQBなのでおもしろくない。早く新人に交替してほしい。それにはピッツバーグの負けが必要なのかもしれないが、負けすぎるとピケットに交替してからプレーオフに進むのが難しくなる。ブラウンズもメイフィールドを追い出してワトソンを採ったのはいいのだが、途端に11試合出場停止ということになった。ワトソンは6試合しか出られない。そこまでの11試合で、6勝5敗くらいでいかないとプレーオフ進出の可能性がなくなってしまう。控えのブリセットでは全敗もあるのではと思っていたのだが、このチームはチャブとハントというランニングバックのタンデムがいるので何とか試合を作っている。今日も勝って2勝1敗。先週のバカな大逆転負けがなければ3連勝できるところだった。相手が弱いといえばそれまでだが、同地区のベンガルズとスティーラーズに勝ったので地区優勝の望みも出てきた。本日は台風接近で昨日の夜中からずっと雨。散歩にも出ずにひたするパソコンの前にいる。叡尊との過去の対話が終わりいよいよ忍性が登場する。この人物は個性的に描きたい。叡尊の一人称が「わし」だったので、忍性は「おれ」で行きたいと思っているのだが大丈夫か。まあ、やってみてダメだったらあとで直せばいい。夜遅くになって、ぼくと妻のスマホの警報が鳴りっぱなしになった。通常の電話などの音量をゼロに絞っていても、警報の音量は最大になるようで、これをどうやって止めればいいのかわからない。警報の内容は浜松市の各地で川が氾濫寸前になっているということで、いますぐ避難を呼びかける通知だ。仕事場のあるところは浜名湖と^鼻湖に挟まれた地峡地帯で、両側に湖があるだけで川はない。だから川の氾濫の被害を受ける恐れはないのだが、いつも買い物に行く三ヶ日や細江には最大級の警報が出ているようだし、浜松市の全域に何らかの警報が出ている。買い物に行く場所が水没するようだとこちらにも影響が出てくる。とにかくこのiPhoneが発する警報音は心臓によくない。

09/24/土
台風一過、快晴。雲一つない天気。爽やかな乾いた風。ただ明け方まで豪雨だったので地面は湿っている。草刈りはできないのでのんびりと自分の仕事が出来ると思っていたのだが、急に四日市の次男のところに行くことになった。豪雨の影響が残っていて、在来線は動いていない。新幹線も昼に動き出したのでダイヤが乱れている。とにかく車で豊橋に行き、新幹線の自由席切符を買ってホームに入ると、ダイヤ乱れで遅れている「ひかり」が停車していたので飛び乗る。満席の状態ではあったが、自由席の二人掛けのところに一人しかいないところを見つけて、妻とぼくとバラバラに座る。「ひかり」なので三河安城にも停まらずすぐに名古屋に着く。名古屋駅構内は混乱していた。何がどうなっているのかわからないが、午前中は新幹線が止まっていたので、指定席券の変更や払い戻しの窓口に長蛇の列ができている。単に改札口から外に出るだけでも長い列。とにかく喧騒から脱出して近鉄の駅へ。発車寸前の急行がいたので飛び乗る。急行はいくつも駅に停まるのだが、四日市で特急に抜かれたので特急より早く着いた。次男のところには孫1号の中学生がいた。少し話をして妻が作った夕食を食べて帰る。四日市駅のホームに出ると急行が来た。駅のアナウンスでは名古屋に先に着くということだったが、蟹江という駅で特急に抜かれた。これは四日市に停まらない超特急のようだ。近鉄名古屋駅は連絡通路があっと名鉄とつながっている。昼に乗り換えた時のJR駅の喧騒がトラウマになっていたので名鉄が帰ることにした。名鉄名古屋駅は一つしかないホームに次から次へと列車が入ってくる。列を作る場所が色分けされていて、四箇所くらいに分かれている。列車はその列のところに扉が来るように微妙にコントロールして停まるようだ。豊橋方面は青いラインということでそこに並んでいると豊橋行きの急行が来た。しかし先頭に並んでいる人々は前に進まない。後ろから何人かが列を追い越して急行に乗り込んでいく。どうやらそのあとに特急が来るのようだ。50年ほど前、サラリーマンで取材記者をしていた時に豊田に行ったことがある。豊橋行きの特急に乗り込み、知立で乗り換えた。取材が終わって知立に戻り、豊橋まで行って新幹線で帰郷した。その時の体験から、豊橋行きの特急は先頭車両が指定席だということは知っていた。自由席は特急券不要なのでスイカで入場したまま4号車くらいのところに並んでいた。妻と並んで座席に座れたのだが、次の駅で大勢の乗客が乗り込んできて車内は満員状態になった。酔客が多い。車内の空気が澱んでいる。大半の乗客が知立で降りた。知立の高校で講演をしたことを思い出した。その時は車で移動した。豊橋行きの特急は知立を出るとものすごいスピードになった。揺れが激しい。無理矢理走っている感じがする。体にもこたえた。新幹線はその倍くらいのスピードのはずだがまったく揺れを感じない。新幹線は偉大な乗り物だと思った。豊橋に無事到着した。四日市から豊橋まで、JRを使わずに移動できるのはありがたい。駅前の駐車場に駐めてあった車に乗り込む。妻の運転だが、もう何年も夜間に運転することがないので助手席でドキドキしていた。何とか仕事場に到着。まあ、たまにはこういう電車の旅もいいだろう。

09/25/日
今日も晴天。昨日の明け方まで降っていた雨で弛んでいた地面もすっかり乾いたようだ。ということで、庭の草取り。浜名湖に面した側の平らな庭に電動草刈り機の刃を当てて刈り取っていく。周辺部分には蔓草が伸びていて刃に絡まってしまうので、周辺部は手刈り。終わって妻が麦茶の入ったコップを渡してくれたのだが手が震えて飲めない。しかしシャワーを浴びてパソコンに向かえば何とかキーを打てる状態に回復した。慣れない肉体労働は体にこたえる。しかし腰の高さまであった雑草がきれいに刈られているさまは、自分の労苦によるものだけに麗しい眺めだ。『善鸞』は忍性との対決のシーン。ここで呼吸を整えている。忍性の死の叡尊はうまくかけた。忍性はより個性的に描きたい。ただ叡尊、忍性のキャラが目立ちすぎると、主人公が凡庸に感じられる。これをどうしたものか。まあ、あとで微調整していけばいいだろう。『天海』では初校のゲラが上がった段階でかなれ修正を施すことになった。まずは草稿完成の段階でプリントして一気に読んでみる必要があるだろうが、忍性との対決の場面で3章が終わるので、また最初から読み返してみてもいいと思っている。さて。明日はまたFootballの試合がある。セインツ対パンサーズは、不振のQB対決。メイフィールドはもっと活躍できると思っていたが、惜しいところで競り負けて2連敗。相手のウィンストンもピリッとしない。まあ、プレーオフ争いからはすでに脱落しているような両チームだ。テキサンズ対ベアーズもどうでもいい試合。チーフス対コルツ。チーフスの圧勝だろう。ただ「死に馬に蹴られる」という言い方もある。死んだ馬が蹴るとは思えないのだが、猿も木から落ちるというのも、よほどのドジな猿だろう。とにかく油断はできない。ビルズとのプレーオフを昨シーズン同様ホームで戦えるかどうか。星争いにかかっているので1敗もできない。ビルズ対ドルフィンズはビルズが勝つとは思うもののドルフィンズがどこまでがんばれるか。昨年のプレーオフのビルズ戦でテイサム・ヒルは大活躍した。チーフスからドルフィンズに移って同じように活躍できるか楽しみな試合だ。ライオンズ対バイキングスはプレーオフ当落線上のチーム同士。バイキングスの分があるか。レイブンズ対ペイトリオッツ。強いはずのレイブンズが先週は惜敗した。ペイトリオッツにも勝つチャンスはある。レイダーズ対タイタンズ。絶不調のタイタンズが生き返るか。このままずるずると連敗を続けるのか。RBヘンリーが調子を出せるかがポイントだ。イーグルス対コマンダーズ。同地区対決。コマンダーズのQBウェンツは元はイーグルスのQB。移籍したコルツからも追い出されてコマンダーズへ。古巣に恩返しできるか。だがイーグルスQBのハーツは絶好調。イーグルスの圧勝だろう。ジャガーズ対チャージャーズ。ハーバートが負傷している。ジャガーズが勝ちそうだ。ラムズ対チャージャーズ。先週の大逆転勝ちで覚醒したマレーのチャージャーズが勝つのでは。ファルコンズ対シーホークス。どうでもいい試合。ただファルコンズのマリオタには勝ってほしい。バッカーズ対バッカニアーズ。ともにまだ調子が出ていないロジャース対ブレイディー。高年齢QBの対決。これは実力伯仲。楽しみな試合だ。テレビ中継のあるサンデーナイトの49ナーズ対ブロンコス。2年目新人ランスの負傷で突如出場したガロポロは本領発揮で大勝した。まだ調子の出ていないラッセル・ウィルソンとの対決でおもしろい試合になりそうだ。ガロポロが勝つようだと49ナーズが地区優勝という可能性も出てくる。ついでにマンデーナイトのカウボーイズ対ジャイアンツ。弱いチームに競り勝って奇蹟の2連勝のジャイアンツだがQBがピリッとしない。相手のカウボーイズはブレスコットが怪我のために控えQB。控えでもジャイアンツには勝てるだろう。

09/26/月
本日は目が覚めたのが5時半だったので、2時からの試合はすでに終わっているタイミング。チーフスの試合があったが相手がファルコンズなので圧勝だと思っていたら負けていた。キッカーが故障中で3点ゴールを1つ、ポイントアフターを1つ失敗しているのが響いたが、最後にQBライアンの逆転パスを許したのはディフェンスの甘さだ。マホームズも先週は調子が出ていなかったが、そのまま今週も不振のままだった。開幕戦の勢いはどうなったのか。しかしビルズも負けたので、シード1位争いはまだ差がついていない。ただビルズに勝ったドルフィンズが3連勝で一歩脱け出している。全勝の2チームが負けたのでAカンファの全勝はドルフィンズだけ。いまのところQBタゴバイロアがいい感じでプレーしている。Nカンファはイーグルスが圧勝で3連勝。強い。バッカニアーズはまだブレイディーの調子が出ず1敗を喫したが相手がロジャースのパッカーズだから順当ともいえる。弱いチームなのになぜか2連勝したジャイアンツは明日の試合。まだ控えQBが先発するカウボーイズが相手なので勝つチャンスはある。両チームともRBが復活してよく走っている。ランニング勝負になるだろうから、QBの優劣は関係ないのかもしれない。なぜかiPadでDOZNが見られない。iPhoneではつながるので問題はないのだが画面が小さいので疲れる。レッドゾーンというチャンネルは多元中継で、2画面になることもあり、時に4画面になる。これはスマホではよく見えない。ぼくのiPadは旧式で一時スマートニュースも見られなくなっていたのだがしばらくすると復活した。旧い機種に対応する工夫を発信者側がやってくれたようで、DOZNもそのうち何とかしてくれるのではと期待している。マンデーナイトゲームがまだ残っているのだが、驚くべきことに全敗のチームがレイダーズだけになった。テキサンズ2敗1分。残りの30チームは少なくとも1勝を挙げている。初戦から僅差のゲームが多く終了寸前の逆転劇も少なくなかった。すべてのチームの戦力が接近しているようで、わずかなモメンタムで勝勢がどちらかに傾くということになる。終わって見なければ優劣がわからない楽しい展開だといっていい。圧倒的に強いと思われたチーフスとビルズが死に馬に蹴られるといった事態も生じている。来週の予想を立てるのも意味のないことかもしれない。本日はオーファン委員会という、ぼくが委員長をしている会議があった。もちろんネット会議。委員長兼司会なので本日はずっとしゃべり続けていた。iPadの画面では全員の顔を見ることができないので、誰が聞いているのかもよくわからないし、手を挙げるというマークも見えないので、意見や提案のある人は自由に発言してくださいということにしてある。こちらが意見を求めるとどこからともなく声が聞こえてきてそれで話が進んでいく。とくに意見の対立などのない会議なので、1時間半ほど充実した話ができた。午前中、妻が裏庭の整備をしていて、建物の下に深い穴があることを発見した。よくあることで経年によって建物の土台の下の砂が流れて消えてしまったようだ。小さな穴だったの樋から落ちた水がそこだけ穴を穿って地下に水路を作ったのかと思い、土の大きな袋を3つ買ってきて穴を埋めたら、まるで地球の底に落ち込んでいくかのように土がどんどん吸い込まれていく。結局、妻が3度にわたってコメリに出向き、合計9袋の砂を穴に投入。ようやくきれいに埋まった。大工事をした気分だ。

09/27/火
火曜の朝にはマンデーナイトゲームがある。スカパーは中継しないのでDOZNで見る。なぜかiPadでDOZNを見られなくなったのでiPhoneで見る。小さな画面だが手元に置けば何が起こっているかは確認できる。ジャイアンツ対カウボーイズのどうでもいい試合。控えQBのラッシュが相手なので、長く不振が続くダニエル・ジョーンズも互角に闘っている。ダニエル・ジョーンズは3年前の、カーディナルスにマリーが入ったドラフトで、全体6番目に指名されてジャイアンツに入った。QBだけの序列では、マリーに接ぐ指名だった。事前の予測ではレッドスキンズ(いまのコマンダーズ)に指名されたハスキンズの方が上だとされていたのだが、ジャイアンツはジョーンズを採った。ハスキンズは小柄な黒人で、マリーに似ていて能力が少し劣るという感じだった。レッドスキンズにはスミスというベテランQBがいてハスキンズはしばらく控えだったが、スミスが大怪我をして先発のチャンスを得た。だが充分な活躍ができず、スティーラーズにトレードされてロスリスバーガーの控えとなっていた。そのロスリスバーガーが引退したので今年は出場のチャンスがあったのだが、オフに交通事故で亡くなってしまった。そのハスキンスに比べればジョーンズはよくがんばってはいる。ちょうどイーライ・マニングが引退した直後だったのですぐに先発になった。ぼくはジョーンズが白人の端正な顔立ちだというところが、ジャイアンツに指名されたポイントだと思っている。ニューヨークのQBは白人でなければならないという固定概念があるようだ。ぼくはそこに危うさを感じて、大丈夫かと思っていた。ぼくはイーライ・マニングのファンで、2度のスーパーボウル制覇に大興奮した過去がある。イーライはどことなく頼りのないQBで、周囲に支えられながら、ぎりぎりで勝つというところが魅力だった。ジョーンズの場合はチーム全体が過渡期で、周囲にも恵まれなかった。それでもバークレーという新人RBが翌年に入って少し活躍したのだがそのバークレーが怪我でリタイアして以後は不振が続いていた。今年はバークレーが復活したので頑張らないといけない。これを書き始めた時は、同点だったのだが、書いているうちにカウボーイズがタッチダウン。控えQBに負けるというのは、カウボーイズの控え以下だということで、とても恥ずかしいことだと思う。まだ時間はある。何とか逆転してほしい。結局、最後は7点差でジャイアンツは敗れた。これで全勝チームが1つ減った。全勝チームはAカンファ東地区のドルフィンズと、Nカンファ東地区のイーグルスだけ。両チームともプレーオフに残れるかどうかとの当落線上のチームと見られていた。ドルフィンズは守備がけっこう強く、攻撃はチーフスのタイリーク・ヒルが移籍したのが大きな飛躍をもたらした。イーグルスも守備が強く、こちらはQBハーツが絶好調。モバイルQBとしてだけでなく、ロングパスが決まるようになった。イーグルスはこのまま東地区の優勝を狙うのだろうが、控えQBでも勝てるカウボーイズも守備が強く、東地区の優勝争いはレベルが高くなる。一昨年は負け越しチームが優勝した地区とは思えないレベルアップだ。ドルフィンズはQBタゴバイロアがまだ不安定だし負傷したというニュースもある。ただ控えQBのブリッジウォーターは安定しているので大崩れすることはないだろう。1敗したとはいえ、チーフス、ビルズは実力がある。NカンファではベテランQBがそのうち調子を出すだろう。ロジャースのパッカーズとブレイディーのバッカニアーズは依然としてカンファ優勝候補だ。本日は浜北のプレハウォークというショッピングモールに行ってみた。大丈夫かと思うほどに人が少なかった。台風の影響で浸水した地区が近くにあるせいだろうか。

09/28/水
昨日はショッピングモールなどに行っていたのでテレビをあまり見なかった。安倍元首相の国葬をやっていたのだね。御茶ノ水の住居にいれば弔砲が聞こえたことだろう。ぼくも妻は安倍という人物には批判的なのでテレビのニュースに国葬のようすが出てくるとチャンネルを変えて見ないようにしている。安倍はまったく口先だけの人間で、円安を導入しても経済政策らしいものもなく、女性の働き口も増えず、労働者の賃金はどんどん下がっていき、非正規労働者の生活水準が下がりっぱなしだった。コロナが流行してからのアベノマスクの失態や、モリカケ桜を見る会など、説明責任も果たしていない。ただ口先だけはおいしいことを言う名人で、人気はあったのだろう。殺されるほど悪いことをしたとは思っていないが、国葬にするほどの偉大な人物とも思っていない。さて、本日は庭の草刈りの2回目。前回はざっと刈っただけだったので、本日はきれいに刈った。腰が痛くなったが、麗しいほどにきれいに刈った。業者に頼むとそれなりにお金がかかるので、ぼくたちにとって草刈りはリクリエーションだと考えている。

09/29/木
朝起きると太腿の付け根のあたりに激痛。昨日は膝を曲げて草刈りをしたので疲労がたまったようだ。足が痛いと子どものころ読んだ『人魚姫』を思い出す。人魚姫は王子さまのことが忘れられず魔法で下半身も人間に変えて人間界に出でくるのだが、歩くと刃の上を歩くように痛んだ、といった表現が記憶に残っている。いまのぼくがそういう状態だ。それでも涼しいのは今日までだと天気予報が言っているので、裏庭の草刈り。こちらは斜面なのでさらに足に負担がかかる。痛みは悪化して階段の上り下りが地獄の苦しみとなった。パソコンに向かっていても足がズキズキするので、気晴らしに鷲津のワークマンに行って靴などを買う。ホームセンターで農薬も買う。仕事場があるのはコンビニもない小さな別荘地なので、買い物は一番近い三ヶ日の町か、鷲津に出かける。鷲津には東海道線の駅があるので、孫を迎えに行くこともあり、静鉄ストアやケーズデンキなどがある。あとはかなりのドライブになるけれども、志都呂イオンとか、都田テクノのカインズホーム、先日はその先の浜北にあるプレハウォークに行った。東京の住居は車が立体駐車場にあるので出すのが面倒なのだが、ここにいると道路に面した露天にあるので、動かすのが簡単だ。駐車も頭から突っ込んでおけばいい。ただ本日は足が痛いので坂の上にある仕事場の建物まで辿り着くのが難儀だった。

09/30/金
サーズデーナイトはベンガルズ対ドルフィンズ。ようやくバローの調子が出てきた。3連勝だったドルフィンズはQBタゴバイロアが脳震盪で退場。ぼくは控えのブリッジウォーターのファンなのでいい展開になったと思った。タイリーク・ヒルへのロングパスが決まったり、自分で走ったりと頑張ったのだが、相手はスーパーボウルに出場したベンガルズなので、惜しいところで負けてしまった。次戦に期待したい。朝起きた時は足の痛みで身動きできないほどだったが、テレビ中継がある日なので這うようにしてテレビの前に陣取った。まあ、ドルフィンズは優勝を争うようなチームではないので、このまま勝ったり負けたりしながら、プレーオフ出場の可能性をぎりぎりまでキープできればと思う。『善鸞』はいよいよ性信と対面することになった。親鸞の一番弟子だ。ここまで日蓮の弟子、笠間時朝、忍性との対面を描いてきたが、性信がラスボスみたいなものだ。この性信が親鸞の善鸞の義絶を迫ることになる。この4章は義絶までの過程をしっかり描ければと思う。ただし5章への伏線として信楽という門弟を登場させておく。善鸞の墓が信楽の寺にあるので何らかの関わりがあるはずだ。また伝説として語り伝えられている秘儀の訪問も信楽が関わっているのではとぼくは考えている。これを5章で描き、最終章は視点を変えて親鸞の曾孫の覚如の視点が描くことになりそうだ。絵伝で善鸞は覚如にお札を呑ませたというくだりがあるので、そのお札についてのエピソードを3章に伏線として入れておいた。これは薬の代わりになるもので、病人の世話をする真言律宗から発生したものだとぼくは考えている。さて、本日は^鼻湖の方に散歩に出かけたのだが湖岸は西陽がまともに当たっているので引き返してきた。足の痛みは歩くのには支障はない。階段の上り下りがきつい。それでも朝よりは少しましになってきた。明日には回復するのではないか。9月も今日で終わる。3章は完了し4章に入っている。順調なペースだと思う。フットボールも3週が終わって、全敗のチームがレイダーズだけになったが、そのレイダーズもボロ負けではなく惜敗が続いている。全勝のチームはドルフィンズとイーグルスだけで、本日ドルフィンズが敗戦した。イーグルスの相手はジャガーズで、昨年のドラ1のトレバー・ローレンスが調子を出しているので難敵だ。その後もカーディナルス、カウボーイズと難敵が続くのでいつまでも連勝は続かないだろう。全チームの戦力が均衡しているし、控えQBがよくがんばっている。こうした戦力の均衡はサラリーキャップというルールが効果を挙げているからだろう。タイリーク・ヒルがチーフスからドルフィンズに移籍したのが恒例。プレーオフの常連となったチーフスの選手の平均年俸が上がっていくと、サラリーキャップの限度を超えてしまうので、高い年俸を貰っている選手を放出するしかなくなる。QBのマホームズやタイトエンドのケルシーを出すわけにはいかないので、何人もいるレシーバーの一人を放出するしかなかったのだ。同じことはボン・ミラーなどディフェンスの選手についてはいえることで、成績の良かったチームは戦力を下げないとやっていけなくなる。ラムズやバッカニアーズもそろそろ苦しくなっている。今シーズンは意外なチームが勝ち上がるかもしれない。



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