「メェ~」と鳴く、あのヤギです。上の写真①、この黒いヤギのオーナーは何を隠そう、達つぁんなんです。それで、今回の表題とあいなったわけです。
まずは本題に入る前に、ギニアの部族語講座。
ギニアの公用語はフランス語なんですが、それ以外に現地の独自の言葉があります。それが部族語。シェリフたちプル族と呼ばれる民族が日常しゃべっている言葉がプラール語。学校ではフランス語を教えるので、比較的若い世代はフランス語をしゃべりますが、ドンゴル村にいる年配の人や女性などはプラール語しか理解しない方が多いです。で、そのプラール語でヤギのことをベワと言います。DVDの中でも、ヤギをさばいているドンゴル村の子供たちに達つぁんが聞いていましたね。『テウ、ベワ?(ヤギの肉か?)』。プラール語でテウとは、肉のことです。このヤギは、ドンゴル村の人たちが、井戸のお礼にと達つぁんにプレゼントしてくれたものなんです。