Gravity Control
制御

カルドセプト リボルト戦術論 2-2 連鎖の形成

 この項では如何にして連鎖を形成するか、その方法論を述べます。

1 クリーチャーカード

クリーチャーの枚数を増やす

 序盤のクリーチャー配置で置き負けないようにすれば、土地を確保しやすいため連鎖を築きやすいでしょう。具体的には召喚条件の無いクリーチャーをブックに15枚以上入れて、【ホープ】【ギフト】などのドローサポートカードを数枚入れて下さい。単純にクリーチャーの枚数そのものを増やしてしまうと、肝心のスペルが不足するばかりか、終盤にクリーチャーが飽和します。入れ過ぎには注意が必要です。なお、クリーチャーの枚数に関してはブックや対戦環境、マップによって上下するので、あくまでも目安に過ぎません。

クリーチャーのSTを高くする

 もし、何らかの理由によって序盤の土地確保に失敗した場合でも、他人の土地を奪取すれば土地は確保できます。各属性には様々なSTのクリーチャーがいますが、召喚条件がないクリーチャーで出せる最大のSTとしては、50が一般的です。

 これらST50以上のクリーチャーカードを数枚入れることで、低レベルの土地取り争いに強くなります。また、召喚条件を持ったクリーチャーなら、もっと高いSTを出せるクリーチャーもいます。
 いざと言う時はアイテムを使うのも一つの手ですが、なるべくならアイテムを使わずとも土地を取れるようにした方が良いでしょう。

特定の土地に移動できるクリーチャーを使う

 【ドリアード】や【ブリーズスピリット】は、目的の属性土地に移動できるため、連鎖を作りやすくなります。「配置>移動」と領地コマンドを2回使う必要があるため即効性に欠けますが、魔力コストのかからない点は魅力です。

不屈クリーチャー

 不屈クリーチャーはダウンしないため、連続して移動することができます。目的の土地に移動したり、複属性土地を地形変化したりなどを、周回(ダウン解除)を待たずに行えます。

秘術

 【コンジャラー】は選んだ空き地に【バ=アル】を配置できますし、【マカラ】は配置された土地を水土地に地形変化できます。また、【バードメイデン】は【スピリットウォーク】の呪い効果を付与できます。これらのクリーチャーは序盤から使えるので、速やかに連鎖を築くことが可能です。

神竜

 各属性に用意されている神竜(【ティアマト】【バハムート】【ヨルムンガンド】【テュポーン】)は、敵破壊時に地形を変化させる能力を持っています。これらで土地を奪えば、直ちに連鎖に組み込むことができます。  特に、強打能力を持っている【ティアマト】と【テュポーン】は、他の二体よりも頭一つ抜け出た性能です。

2 スペルカード

【地形変化スペル】

 【ファイアーシフト】などの地形変化スペルを使い、自分の土地を地形変化して連鎖を築く、最もポピュラーな方法です。

【マジカルリープ】、【ホーリーワード】

 目的の属性の土地に止まりやすくすれば、連鎖を築きやすくなります。地形変化スペルを使うよりも低いコストで使用できますが、使うタイミングが限られるためメインにするのは止めましょう。

【チャリオット】

 主な用途は相手の領地に自分のクリーチャーを攻め込ませることですが、空き地にも移動できるため、2マス移動させ目的の土地を取ることにも使えます。ブックに復帰する性質を利用して、序盤は空き地確保、中盤以降は侵略、と使い分けましょう。