新聞記事を利用して芦田川のご案内です(1/3)

 
 
福山市の芦田川でいかだレース大会

--- '00/7/31 中国新聞 ---

 デザインやスピードを競う「芦田川手づくりいかだレース大会」 が三十日、福山市水呑町の芦田川河口湖であった。市商店街振興組合連合会の主催。台風接近による強い風の中、二十九チーム約百五十人が出場し、抜いたり抜かれたりの競争と演技で岸辺の観客を沸かせた。

 二十回目の今年は、広島県東部と岡山県西部の企業、学校、地域団体のほか京都市から伏見工高が参加した。

 外観やパフォーマンスのユニークさなどを競う「タイム・デザイン部門」に十八チーム、「スピード部門」に十一チームがエントリー。一・八キロの周回コースに挑んだが、最大瞬間風速一〇・六メートルの東風にあおられ、計十四チームがリタイアする荒れ模様のレースになった。

 いかだは、乗用車型や企業のマスコット付きなどさまざま。歌を歌って逆風に立ち向かう艇もあり、盛んな声援が飛んでいた。

 伏見工高は、例年入賞している福山工業高の活躍ぶりを教師の研修会などで知り、準備に一年二カ月かけて三艇が初挑戦。三年名下一人さん(17)=京都市左京区=のカヌーがスピード部門で一位になった。名下さんは優勝インタビューで「この喜びを京都の両親に伝えたい」と話し、会場を沸かせていた。

 成績は次の通り。

 【タイム・デザイン部門】@MEにおまかせ号(福山市)A安田 丸4号(神石郡)Bスクール坊主(京都市)
 【スピード部門】@伏見稲荷丸A(京都市)BSAY YOU  Part1(福山市)Cローズナード霞の若大将(同)

【写真説明】手作りのいかだを懸命にこぐ参加者たち。手前がタイム・デザイン部門で優勝した「MEにおまかせ号」

    

福山まつりのフィナーレ飾る花火大会

--- '98/8/16 中国新聞 ---

 98福山夏まつり(福山祭委員会主催)の花火大会が十五日夜、福山市草戸町の草戸大橋上流の芦田川河川敷であった。光の大輪と炎が夜空を彩り、詰め掛けた市民ら約27万人(主催者発表)を魅了。祭りのフィナーレを飾った。

 午前七時半、百発の打ち上げ花火で幕開け。打ち上げ花火五千発、仕掛け花火三千五百発の計八千五百発が、約一時間四十五分間にわたって天空を赤や緑などの鮮やかな色に染めた。

 打ち上げ花火は一度に百発、百五十発と徐々に派手さを増し、最後には三百発にも。仕掛け花火は十五種類が用意され「天架ける花園」で締めくくった。河川敷には露店が並び、家族連れやカップルでいっぱい。大輪が咲くたびに歓声を上げながら楽しんでいた。

【写真説明】夜空を鮮やかに彩る花火大会


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