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岩屋寺平安時代末期、東の叡山に並び称された山岳仏教の聖地。三十八坊があったとされ、高僧 成尋阿闍梨もこの地で修行をしており、天下に著名な仏教霊場であった事を物語っている。
成尋阿闍梨:寛弘8年(1011)藤原義賢と源俊賢の娘の間に生まれる。仏門に入って阿闍梨となり、延久4年(1072)に60歳を越えて入栄し、天台五台山に学んだ高僧。
奇岩・巨岩
この付近の地質は、花崗岩質であり、自然の浸食や隆起作用によって現在の姿を作り出しています。
岩の規模の壮大さや形の不思議なことが、人間の力の及ぶ範囲からはるかにかけ離れていると考え、「鬼」の名を付けて呼ばれている。