ラバウル海軍航空隊


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ラバウル海軍航空隊

作詞 佐伯孝夫
作曲 古関裕而
唄  灰田勝彦
1.銀翼連ねて 南の前線
  ゆるがぬ護りの 海鷲達が
  肉弾砕く 敵の主力
  栄えある我等 ラバウル航空隊

2.数をば恃(たの)んで 寄せ来る只中(ただなか)
  必ず勝つぞと 飛び込む時は
  胸にさした 基地の花も
  にっこり笑う ラバウル航空隊
3.海軍精神 燃え立つ闘魂
  いざ見よ南の 輝く太陽
  雲に波に 敵を破り
  轟くその名 ラバウル航空隊

4.沈めた敵艦 墜(お)とした敵機も
  忘れて見つめる 夜更けの星は
  われに語る 戦友(とも)の御霊(みたま)
  勲(いさお)は高し ラバウル航空隊
1943年(昭和18年)頃

 1943年3月頃からNHK国民合唱でよく放送されていた歌。この歌の作詞者はビクターの専属、作曲者はコロムビアの専属で、
それぞれ所属レコード会社が違っていたが、すでにこの頃は挙国一致が叫ばれ、歌の分野でも互いに協力する体制にあった。
レコードは灰田勝彦の歌唱で1944年1月にビクターから発売され大ヒットした。
 『【君はアニメンタリー「決断」を知っているか】(http://www.h2.dion.ne.jp/~sws6225/index.html)の 「BGM解説」から』