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朝だ元気で

作詞 八十島 稔
作曲 飯田 信夫
歌  柴田 睦陸
   藤原 亮子
1.朝だ朝だよ 朝日がのぼる
  空に真っ赤な 日がのぼる
  みんな元気で 元気で起きよ
  朝は心も からりと晴れる
	あなたも わたしも 君等もぼくも
	一人残らず 起きよ朝だ

2.朝だ朝だよ 朝日がのぼる
  今日も歓喜の 日がのぼる
  みんな明るく 明るく起きよ
  朝は心も からりと晴れる
	あなたも わたしも 君等もぼくも
	一人残らず 起きよ朝だ
3.朝だ朝だよ 朝日がのぼる
  日本国中 日がのぼる
  みんな揃って 揃って起きよ
  朝は轟く 夜明けの鐘に
	あなたも わたしも 君等もぼくも
	一人残らず 起きよ朝だ







1942年(昭和17年)

 上掲の歌詞は、戦後に修正されたもの。昭和17年当時の歌詞は末尾を参照のこと。(赤字部分が戦後修正を加えられたところ。)

「柴田 睦陸」
 二期会の創設者でオペラ歌手【関西高等学校ホームページ(http://www.kanzei.ac.jp/)から】。なお、二期会とは1952年(昭和27年)、当時もっとも盛んな演奏活動をしていた三宅春恵、川崎静子、柴田睦陸、中山悌一の4人の気鋭が中心となり、より高度な歌唱芸術の実現を目指して創設された声楽家集団。ネーミングの由来は、それまでの先人たちの洋楽運動を第1期とみなし、その偉業を継承するとともに、さらに発展させることを使命とする"次の世代" の集団であり、"日々新たに"の意を込めて名付けたという。当初、17名でスタートしたが、いまや東京本部のみで会員・準会員あわせて1700名、北海道、名古屋、関西、中国、四国の各支部合わせて2000名を越える、わが国最大の演奏集団になった。とくにドイツオペラの演奏に評価が高い。(http://www.southwave.co.jp/swave/2_art/opera/opera21_key06.htmによる。)
 
朝だ元気で

1.朝だ朝だよ 朝陽(あさひ)がのぼる
  燃ゆる大空 陽がのぼる
  みんな元気で 元気で起(た)てよ
  朝はこころを きりりとしめて
  あなたもわたしも 君らも僕も
  ひとり残らず そら起(た)て朝だ

2.朝だ朝だよ 朝陽がのぼる
  今日も歓喜の 陽がのぼる
  みんな明るく 明るく起てよ
  朝はこころも からりとはれる
  あなたもわたしも 君らも僕も
  ひとり残らず そら起て朝だ
3.朝だ朝だよ 朝陽がのぼる
  日本国中 陽がのぼる
  みんなそろうて そろうて起てよ
  朝はとどろく 興亜の鐘に
  あなたもわたしも 君らも僕も
  ひとり残らず そら起て朝だ