新 光 寺

所沢市宮本町 



 寺伝によると寺の創立はかなり古く、行基菩薩が彫ったとされる聖観音像を草堂に安置した

のに始まり、のちの建久四年(1193)源頼朝が鷹狩の途中に立寄った折に休憩した地を寄

進し、元弘三年(1333)には新田義貞が鎌倉北条氏を滅ぼした帰路に立寄り土地を安堵し

たとされています。江戸時代には徳川幕府からも観音堂領として6石の朱印地を拝領し、また

当時大切な運搬手段であった馬の慰労供養を営んだ観音祭りは大変賑わったそうです。



    山  門


 表通りから一歩入った場

所にあるのですが、この唐

風の目立つ山門が良い目印

になります。







    本  堂


 境内の建物はほとんどが

新しい建物のようですが、

この本堂だけは古刹の面影

を今に伝えています。







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