如 意 輪 寺

西東京市泉町 



 如意輪寺の創建年代や由来は明治27年の諸堂焼失などもあって不明なのですが、古碑など

から戦国時代小田原北條氏の頃と推測されています。境内は意外と広く鉄筋コンクリート造り

の立派な建物が本堂の大日殿との事なのですが、近寄ってみると本堂という雰囲気ではく、葬

祭場としても使えるような建物でした。しかし本堂の北側の観音堂は諸堂の中では唯一の江戸

時代からの建物で、明和7年(1771)に建立されました。




    仁 王 門


 仁王門は昭和44年に建立

された鉄筋コンクリート造り

なのですが、参道の周囲には

梅等が植えられて落ち着いた

雰囲気です。






    観 音 堂


 観音堂は幸いにも他の諸堂

とは離れた場所に建っていた

ので、明治期の火災にも免れ

ました。現在は本堂の北側に

移転されて唯一古刹の風情を

伝えています。





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