道 場 寺
練馬区石神井台
石神井城址の丘の南麓にある道場寺は、豊島輝時により文中元年(1372)に、豊島氏の
菩提寺として創建されました。境内には太田道灌に滅ぼされた石神井城の豊島一族の墓と伝わ
る石塔三基が残され、今でも菩提が弔われているそうです。諸堂は禅宗寺院らしく手入れされ
た木立に囲まれて建っていて、その境内地は城の曲輪の一角にあり境内の裏側には土塁の跡な
ども残っています。なお燃えるような紅葉に染まる秋の道場寺境内も紹介していますので、そ
ちらも併せてご覧下さい。
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山 門
山門は昭和45年再建と
新しい門なのですが、室町
時代の建築様式で建てられ
ています。
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本 堂
本堂は天平様式の奈良唐
招提寺金堂を模したもので
すが、禅宗寺院らしい唐風
の伽藍となっています。
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三 重 塔
昭和48年に建立された
総欅造りの塔です。写真は
まだ白木の香る頃に撮った
もので、今は彩色の無い木
肌が古色を帯びて生い茂っ
た木々に囲まれています。
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