移築された江戸城の建物

川越喜多院、同中院、杉並海雲寺、他 




  江戸城内にあった建物で、寺院などに移築され現存しているものを紹介します。




   春日の局化粧の間


 川越の喜多院に移築されて、

公開もされていて見学可能です

が、内部では撮影禁止との事な

ので庫裏の入り口です。この奥

に江戸城より移築された部屋が

あります。

  川越市小仙波町1、喜多院






     中院通用門


 中院は、元は喜多院に隣接し

ていましたが、喜多院拡張の為

に現在地に移転させられたよう

です。中院の書院は江戸城より

移築されたと伝えられています

が、残念ながら外部からでは見

られません。

   川越市小仙波町5、中院











     海雲寺山門


 海雲寺の山門は江戸城西の丸

紅葉山にあった御霊屋の門だっ

たそうで、城郭建築ではないの

ですが、それでも今では数少な

い江戸城の遺構建物です。


   杉並区成田東4、海雲寺












     泰山荘表門


 国際基督教大学構内の泰山荘

は古い茶室などがある文化施設

ですが、その表門は江戸城幸橋

御門の古材を転用して建てられ

ました。もはや城門としての姿

ではないのですが、江戸城外曲

輪門の遺構としては唯一の建物

になるようです。

  三鷹市 国際基督教大学






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