ソビエト連邦 1979 |
ヨーロッパヨタカ Caprimulgus europaeus (ヨタカ科) |
オーストラリアガマグチヨタカ Podargus strigoides (ガマグチヨタカ科) (ヨタカ目) |
ヨタカはハトぐらいの大きさで、枯れ葉模様の鳥です。長く続けてキョッキョッキョッとかココココとよく響く声で鳴きます。日本には夏鳥として渡来し、平地から亜高山帯にかけてほぼ全域に生息します。夜行性であり、夕方から夜明け前まで活動します。夜は、大きく口を開けて飛びながら蛾などの昆虫を捕えたり、地上に降りてエサをあさります。昼間は、木の横技に腹をつけて平行にとまって休みます。その姿は一見木のこぶのように見えます。巣を作らず、普通は直接地上に2個の卵を生み抱卵します。体の模様が保護色ですので、傍を通っても見分けがつかない程です。