ボラ目

北朝鮮 1996ペルー 2004
メナダ
Chelon haematocheila
(ボラ科)
シロボラ
Mugil curema
(ボラ科)


ボラは、体がやや細長い円筒形です。背鰭は2つあって、かなり離れています。後ろは軟条のみからなります。ボラの仲間は側線を持たない代わりに全身の鱗に感覚孔を持っています。水底の表面の小さな藻類や有機物の細片を非常に小さい歯で食べています。これらの消化を助けるために、胃の筋肉が発達していたり、非常に長い腸を持つなどさまざまな工夫が多くの種類で見られます。
代表的な魚類はボラで、世界中の温帯・熱帯の沿岸の浅い所に生息しおり、幼魚は河川にも入ります。若い卵巣の塩漬けを干したものは「からすみ」と呼ばれ、珍重されます。

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