スチュアート・リトル
ロブ・ミンコフ監督/1999年作品


あらすじ

ニューヨーク、セントラルパーク沿いの五番街の一角、高層ビルに挟まれて建つ、小さく可愛いブラウンストーンの家。そこに住むリトル夫妻は、一家にびっくりするような新メンバーを連れて帰ってきた…彼の名前は「スチュアート」。人の言葉をしゃべるネズミだった。同じ人間の中で養子縁組みをするように…との養護施設のミセス・キーパーの勧めにも関わらず、リトル夫妻の顔は新しい子の両親となった喜びで一杯。しかし、弟ができるのを楽しみに待っていた息子ジョージの反応は……。

主な出演者
マイケル・J・フォックス(声) / ジーナ・デイビス / ヒュー・ローリー / ジョナサン・リップニッキー


感想

  E.B.ホワイトの名作をもとに作られたファミリー向け映画。 「スチュアート・リトル」って子供向けだよな〜って、ちょっと馬鹿にしてたんだけど、けっこういい映画だったので驚いた! 主人公スチュアートのCGが凄いとかいうんじゃなくて、わかりやすくて単純で、でも決して子供だましのバカバカしいお話にならないことに感心。こんな脚本はなかなか書けないぞ……と思ったら、「シックス・センス」の脚本・監督のM・ナイト・シャマランが脚本を担当していて「なんてすごいヤツ!」と思った(笑)。 リトル一家を演じる役者も全員嫌みのないメンバーが揃っていて、こんな異常な世界にすんなり導いてくれる。いやいや、ネコやネズミまでみんな素晴らしいよ(笑)。 単純だけど、楽しく心地よく観ることができるこの映画、意外とお薦めかも……!
僕のお気に入り度
あまりにも意外に良い映画だったので、ちょっとヤラレた感じ(笑)。DVD買って、何度か見てしまいそう。



(C) Tadashi_Takezaki 2002