レイニーデイ・イン・ニューヨーク
ウディ・アレン監督/2019年作品
 「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は、アレン作品の中でよくある軽いコメディものだ。

  彼女とニューヨークでお泊まりデートだ☆と張り切ってたら、彼女は映画監督の取材に「1時間だけ」と出かけたまま、プロデューサーやイケメン俳優に次々出逢って全然帰ってこない。

  ‪雨に打たれながら、「楽しいはずの旅行がなんでこんなことに!?」と嘆く主人公は、いつもながら監督の分身なのだが、今回はこの分身を今をときめく美青年ティモシー・シャラメくんが演じていて、これまでの彼の役柄と全く違う、おしゃべりで残念なキャラを見せてくれるのは楽しい♪‬

 ちょっとしたエッセイを読むような軽い感じの佳作。ただ、主人公とセレブな母親との確執と和解のネタはちょっとビックリする中身なんんだけど!
僕のお気に入り度
持ってていいかなって、アレン監督作はほとんどそうなんだけど。



(C) Tadashi_Takezaki 2002