この森で、天使はバスを降りた | |
リー・デビッド・ズロートフ監督/1996年作品 | |
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感想 誰もが純粋な優しさを思い出さずにおれない自己犠牲的な物語。それはそれで素直に感動できる映画なのだが、彼女を陥れようとする人物に対してはどうやっても思い入れることはできず、「オマエ、そんなことして良く平然と生きてられるな!」と怒りさえ覚えたりしてしまう。 逆にそのへんがこの映画の弱いところで、せっかくの感動的な映画なのに観客としてはどうしても納得行かない形で物語が進んでいってしまうところが、逆に感動を妨げる。感動させるために、わざわざこんな展開にしたの?って思ってしまうのがなんだか悲しく思えてしまう映画なのであった。 |
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僕のお気に入り度 DVD買って見た映画です。心が洗われる良い映画って要素も多いんだけど、悪役には見るたびに嫌な気持ちになる。微妙だなぁ……(苦笑)。 |