コブラ・ヴェルデ
ヴェルナー・ヘルツォーク監督/1987年作品
 ヘルツォークとクラウス・キンスキーが組んだ5作目で、コンビ最後の作品です。

 19世紀初頭に山賊から提督までのし上がり、まさに壮絶な人生を生きた"コブラ・ヴェルデ"と呼ばれた男をクラウス・キンスキーが体現。「アギーレ」や「フィツカラルド」に劣らない、狂気まで感じさせる圧倒的な演技で魅せる。

  クラウスも凄いが、劇中の莫大な数のアフリカ人エキストラをここまで動かした監督も凄いなと…

  一瞬も熱が冷めることのない110分。圧倒的な迫力で、"コブラ・ヴェルデ"の人生と、ヘルツォークとクラウスのセッションを堪能しました。
僕のお気に入り度
DVDで保有して、たまにヘルツォークVSクラウスの戦いを見直したくなる。



(C) Tadashi_Takezaki 2002