奇人達の晩餐会 | |
フランシス・ヴェベール監督/1999年作品 | |
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感想 これも映画館では観ていなくて、DVDが出てはじめて「どうしようかな〜」って悩んで悩んで悩んだあげくに買ってきた作品。 タイトルは「奇人たちの晩餐会」。監督はフランシス・ヴェベール……すみません、僕は存知あげてない監督ですね。 タイトルで惹かれて、パッケージまわりを読んだらなかなか面白そうで、セザール賞とかもとってることだし大丈夫かな???……と思ってとりあえず買ってみたのだが(それで、よく失敗するのが僕なんですが)、これが久々の”スマッシュヒット!”だったのです。 ストーリーは左に書いたとおりなんですが、 ピニョンという、確かにあきれるほど”バカ”な行動をしてしまうおかしな人物の、反面、非常に人が良く善意にあふれた人間の姿と、とっても頭の良い人生の成功者=ピエールの姿を並べて描くことで、本当にバカなのはどちらなのか? 本当に幸せなのは誰なのか? と、観る者に問いかける、ブラックユーモアあふれる作品。 なぁ〜んて言ったけど、実際はあまり難しく考えずに気軽に観ても全編、ピニョンの予想を超えた破天荒な行動っぷりで、最後の最後までゲラゲラと笑わされてしまう傑作。 ホントに予想外だったけど、「奇人たちの晩餐会」は大傑作です(笑)! |
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僕のお気に入り度 DVD買って大満足。みんな知らないので、ついつい薦めたくなる意外な傑作です。 |