イン・ザ・ハイツ | |
ジョン・M・チュウ監督/2021年作品 | |
ジョン・M・チュウ監督のミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」を観た。 ニューヨークの片隅にある移民の街"ワシントン・ハイツ "を舞台に、そこに住む人々の"故郷"、アイデンティティ、彼らに対する差別など、移民として暮らす人々が直面する社会課題を描く。 そこにあるのは辛く厳しい現実であり、これが歌詞にのっているのだが、楽曲はラテンのノリで明るく、人々も街もカラフルで、大勢の人が歌って踊る姿はとてもエネルギッシュで、映画そのものは生気に溢れる。 こういう、厳しい現実をストレートに厳しく問うのではなく、底抜けなほど明るく楽しいミュージカルという形でエンタメとして提示してみせるのは凄いなと思った。観ていて元気になる。 でも、2時間半はちょっと長いかな… | |
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僕のお気に入り度 ラテン系ミュージカルの傑作として残る作品になるでしょう。 |