ザ・ハリケーン | |
ノーマン・ジェイソン監督/1999年作品 | |
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感想 主人公を演じるデンゼル・ワシントンの演技はとても素晴らしい。でも、脇を固める俳優陣はデンゼルが凄すぎるのか、ちょっと印象が弱く、映画の全体バランスを崩す。 しかし、根本的に悪いのはそこじゃなくて、全体の演出。あまりにもアッサリかつ淡々と進む展開に加え、有罪か無罪か盛り上げる部分で「そりゃないよ」って思わず声を出してしまいそうな幼稚な演出(脚本?)を見せて僕のド肝を抜いた! ノーマン・ジェイソンってもっと優れた監督だったはずなのに! 心穏やかに、細かいことは気にしないで、全体の流れに身を委ねて対峙すれば、なかなか感動的な物語である……かもしれない。でも、普通の人は「おいおい、ちょっと待てよ」って思うところがいくつもあるぞ! たぶん……(笑)。 |
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僕のお気に入り度 残念な映画でしたね。これは2度と見ないです、間違いなく(笑)。いい映画になりそうなんだけどなぁ…。 |