グリーンマイル | |
フランク・ダラボン監督/1999年作品 | |
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感想 「ショーシャンクの空に」という名画を撮ったフランク・ダラボンという監督の映画。原作はスティーブン・キング。 幼い少女を殺したということで死刑を宣告され、刑務所に送られたジョン・コーフィという巨大な男と、その刑務所で働く看守たちとの間で起こる心の交流と奇跡のファンタジー。 映画が終わって泣いてる人もまま見られる、良心的な映画だった。 3時間にわたる映画だが、これまただれることなく淡々と物語が紡がれて行く。途中で退屈する事もないが、逆に盛り上がることもない、「いい映画だなぁ……」と静かに感じるような作品。 テーマがファンタジーなので、物語自体が面白いかどうかは人それぞれ(論理的、物理的な出来事ではなく、”奇跡”が描かれるのでね)。 でも、とっても長い原作をきれいにまとめて3時間で見せた監督の腕前はたいしたものなんだろうなぁ……と、妙なところで感心。 「どう?」って聞かれたら、僕は「いい映画だったよ」って答えると思う。 でも、ちょっと興奮しながら「すごく良かった〜!」って勧めて回るようなものではない。 あえて比べたら「ショーシャンクの空に」の方が上。見たことない人には、こっちをよりお勧めします。 |
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僕のお気に入り度 難しいところですねぇ。DVDもらったら嬉しいかも…って感じかな。わざわざ「買うぞ〜」ってほどではないです、正直なところ。 |