グラディエーター | |
リドリー・スコット監督/2000年作品 | |
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感想 冒頭の合戦シーンやグラディエーターの命がけの闘いを描くシーンは非常にスタイリッシュかつ迫力に満ち、圧巻。映像の魔術師リドリー・スコット、起死回生の素晴らしい演出だ! 主演のラッセル・クロウも人望の厚い芯の強い将軍をそれにふさわしい雰囲気で見事に演じている。一方の悪役となる新皇帝役のホアン・フェニックスも生まれつきの無慈悲さ・残酷さはさておいて「父に選ばれなかったこと、将軍に人望が集まること」に苦悩する姿をきちんと演じていて、このふたりの演技が両輪となってしっかりと映画を支えている。 ちょっと残酷なシーンも多いので(首が飛んだりね!)そういったのがまったくダメな人はやめておいていただいて、ローマというものに歴史的な興味を持っている方、グラディエーターそのものに興味をお持ちの方、迫力のある男らしい映画が観たい方、そんな皆様にこの映画はかなりお薦めすることができます。 |
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僕のお気に入り度 素晴らしかったのでDVDを買って繰り返し見ています。特に戦場や闘技場のシーンでの音響と映像の迫力は超絶。5.1チャンネル音響システムもうかばれるというものです(笑)。 |