ボーン・コレクター | |
フィリップ・ノイス監督/1999年作品 | |
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感想 「セブン」に似た連続猟奇殺人モノ。原作も映画も面白いって聞いてたけど、映画だけを観た時点ではどうも今イチな気が。 それなりに面白いけど、なんかちょっと安直な猟奇殺人モノな感じ。 頭の切れる主人公が寝たきりのまま指示だけをだして、若い女性警官がそれに従って現場を捜査するという設定がちょっと珍しいのだけど、犯人像といい、殺人の方法といい、なんら新しいモノは提示されていない。 全体的に「映画としてはちゃんとできている」んだけどね。 殺し方は結構残忍だけど、観客をワッって驚かすところがほとんどない映画なので、割と落ち着いて安心して観られるサスペンス映画と言えるかもしれません。 ※以下、観てない人は読まないで! やっぱ、「意外な犯人」っていうのは見事な伏線が張られていてこそで、この映画のように「実はオレが…」って突然やりだすのは、個人的には工夫が足りないと思う。 完成度の高い映画の場合、「そうだったのか! なるほどあれが……」と驚かされるもの。 そういった物足りなさを全体に感じる映画だと思った。 実際の所、原作はもっと面白いんだろうか?(ちゃんと伏線も張れてんのかなぁ?) |
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僕のお気に入り度 もう十分って感じで再見はありえない映画かな〜。DVDは当然、買いませんね。 |