スウィートノベンバー | |
パット・オコナー監督/2001年作品 | |
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感想 音楽や映像が甘く美しい映画ではある。なにげなくサラッと見ておけばそれで良い映画かもしれない。シャーリーズ・セロンも魅力的だ。ただし、根本的な脚本の酷さはいかんともしがたい。出会いの偶然は良いとして、サラがネルソンの人格を一瞬で見抜く不思議。なんだかんだ言いながら、良く知らない同士で会ったその日に一緒に寝ている不思議。太陽のように元気いっぱいなサラが一瞬で病弱な人になってしまう不思議。そして、何と言っても無責任な結末。……シリアスな話に転化しておいて、どうやってしめくくるのかと思いきや、そんな風に終わっていいのか!? 結局は、仕事中毒な男の都合の良い恋の幻想みたいな映画でしかないことが、この映画の存在自体を悲しいものにさせている。 |
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僕のお気に入り度 映画館でも見る気がせず、DVDも安くなるまで買う気がせず、ついに1500円になったので買ってきてみたのですが、イマイチでしたねぇ(苦笑)。 |