アップルシード | |
荒牧伸志監督/2004年作品 | |
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感想 この映画は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の原作者としてお馴染み士郎正宗氏の漫画『アップルシード』(大学時代、バイト先の神戸・三ノ宮の本屋でよく売ったなぁ…。あの頃デビューしたんだよね。)をフルCGで映画化した作品。これまでのCG映画といえば僕の好きなピクサーの『モンスターズ・インク』とか『トイ・ストーリー』みたいなイメージが強いと思うんだけど、本作は実写のごとき背景CGの中で、ゲームではよく使われている「トゥーンシェイド」っていう"セルアニメ調の3Dポリゴン"によって表現されたキャラクターが動くという、ちょっと今まで見たことない映像表現になっている。キャラクターの眼の動きとか、ちょっとCG表現として微妙に怖い部分もあるが、とにかく全体によく出来ていて、SFアクション系のアニメが好きな人には一見の価値あり。いわゆるアニメ作品としても、それ以上のちょっと画期的な映像作品を見るという意味でも見て損はないと思いました。 |
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僕のお気に入り度 映画館で一度見ておきたいCGアニメ。とはいえ、永久保存するかというと……。さすがにDVDは見送りかな。 |