雇用を守る:納涼会は5月に


[木村泌尿器皮膚科公式ブログ]

医者は患者さんのために仕事しているわけですが、
開業医は事業主、職員の雇用を守ることも大切です。
当院が実際に停電したのは、3月11日、地震の日の午後だけでした。
3月14日(月)、計画停電初日は結局停電しませんでしたが、 情報が錯綜し、患者さんも来られないので、17時30分で診察は終了としました。
その後は、通常の診療時間通り診療しました。
都筑区茅ヶ崎中央は除外地域と発表された16日からは、「通常通り診療します」とアナウンスしましたが、
受診される患者さんは少なく、今集計が済んだのは新患数だけですが、3月は2割減でした。
震災後の昼休みは膀胱鏡を2件やったのみです。
包茎手術パイプカットは0、前立腺生検は予定は入っていましたが延期となりこれも0。
なので、昼休みは毎日ジョギング。幸い(?)天気がよいですから。
モビルスーツで入れる店は、南緑道沿いでは、横浜家ラーメンすき家ぐらい。
手術があったので院長室でおにぎり」がなくなると、この2つでは週4回のローテーションが組めません。
丸亀製麺は患者さんに遭遇する可能性がありますし、まつ本や東急SC内の満龍や南国酒家ノーマルスーツでないと。
なので、一昨日は星が谷の魁力屋へ。通りの向かい側にあったラーメン屋には、テナント募集の貼紙がしてありました。
星が谷交差点の横断歩道を渡っていた私の前を、右折するトラックが勢いよく通り過ぎ、中原街道を歩くのが少し怖くなりました。
昨日は、北緑道をジョギングして、ブルーミンブルーミーでカツ丼を買って、芝生広場で食べました。
皆さんが包茎手術を受けようと思うようになるにはまだしばらくかかるでしょうから、収入減もしばらく続くでしょうが、
職員への給与は大丈夫です。支払い基金が破産したり、保険医療制度自体が壊れない限り。
ただ、心配なのは、夏の電力不足。
計画停電が実施されるなら、診療時間を短縮するしかありません。
計画停電による休業に関しては、休業手当を出さなくても良い、という記事が新聞に出ていました。
診療時間の短縮が長引くときには、職員への給与も考え直さないといけないことが起こるかもしれません。
計画停電 = 国民総生産減少 = 国民一人ひとりの収入の減少 です。
夏の電力不足のためにできることを、皆で考えましょう。
サマータイム導入は賛成です。
さらに、当院は納涼会を5月(電力不足が心配ない時期)に行う予定です。
皆が納涼会を自粛すると、外食産業に金が回りませんから。

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