泌尿器科医・木村明の日記


マイク修理


亜沙郎先生は、待合室で待っている患者さんを呼び入れるときは、自分で診察室のドアを開け、患者さんの名前を呼ぶそうです。

患者さんが椅子から立ち上がって歩く様子を見るところから、診療が始まる、みたいな事が、ブログに書いてあったか、オフ会で聞いたのか。

私は、勤務医時代に馴れていたマイクでの呼び出しがそのまま出来る様に、内装屋さんにお願いしました。

そうすると内装屋さんは、BGMをUSENに頼みませんか、マイクとBGMはアンプ・スピーカーの共用でどうですか、と提案してくれました。

待合室にBGMを流す必要があるなんて、ちっとも考えていなかった私は、その提案に従いました。

先週の水曜にマイクが故障。仕方なく、自分で診察室のドアを開け、患者さんの名前を呼んでみました。

患者さんの目が一斉にこちらを向くのがプレッシャーだと思っていたのですが、勤務医時代とは違いました。

勤務医時代はお待たせしすぎていましたからね。

で、マイクはUSENの所有なのか、私が買い取ったものなのか、事務長に調べてもらったら、私の所有物でした。

なので買い換えることにしていたのですが、金曜日にダメ元で分解してみたら直りました。

なので、事務長が買わないよう、金曜午前のつぶやきは「マイクの修理完了。やればできる!」だったわけです。

USENとの契約を破棄しても、マイクとアンプとスピーカーは使えることが分かりました。

手持ちのラジカセをアンプに繋ぐのも難しくないかもしれません。



なにせ私はアマチュア無線電話級の免許を持っているんですから。

USENとの契約を止めようか、と事務長に相談したら、

「亜沙郎先生みたいにCDを選ぶのを、あなたにできるの?」と言われてしまいました。

5年過ぎていろんなものが壊れ始めます。

開業時には、コンサルタントに言われるままに購入した機械ですが、これからは壊れるたびに、安物で代用できないか、検討していきます。
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