オタクの素養
この丸刈りの少年の古びた写真。硫黄島に散った少年兵の写真ではありません。
私が最初にいただいた(これ以外には、運転免許と医師免許しかありませんが)免許証です。東京オリンピックの4年後、メキシコオリンピックの年にアマチュア無線電話級の免許を取得しました。
中学時代の趣味はラジオ製作。「ラジオの製作」「CQ」などの雑誌を読んでいると、東京の秋葉原というところではコンデンサーでもトランスでも抵抗でもあらゆる種類のものが買えるのだと分かり、秋葉原に行ってみたい、というのが中学時代の夢でした。
紅白に出場したAKIBA48やメイド喫茶など、私が三井記念病院に勤めている頃とは秋葉原も随分変わったようです。
秋葉原がオタクたちの街になったのはエバンゲリオンというアニメの影響が大きいとか。
私はガンダム世代ではありません。でも、ガンダムの登場人物には嵌ります。中学時代から秋葉原に憧れていたのはオタクの素養があったのでしょうか。
今回特定健診物語を書くにあたって、ガンダムの登場人物を採用することにしました。続・亜沙郎物語の書評で、人物を登場させるときは、何か特徴を持たせなければならない、と辛口批評をしましたが、私には人物描写の力がないので、ランバ・ラルたちを登場させる事にしたのです。
お世話になっている荏田北の椿会計事務所のうちの担当者はガンダムがテレビ放送されていた頃に高校生だったそうです。このブログの読者のうち3人はランバ・ラルを知っているはずです。
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