ハゲタカ
さとちんさんが大好きなハゲタカの副題は、確か「腐った日本を買い叩く」でした。
リーマンショックで一時元気がなかった
ヘッジファンド、今のターゲットは
南欧の国債とユーロのようです。
「腐ったユーロを売り叩く」という感じでしょうか?
株価が下がり始めると、塩漬けにして売らないのが、素人。
株価が下がり始めると、他人名義の株を借りて、空売りして儲けるのが玄人。
南欧の国債を空売りして儲けようとしているヘッジファンドを封じ込めようと、ドイツが空売り禁止を打ち出したところ、
これがヘッジファンドに勢いをつけたようで、ユーロがさらに下がり始めました。
ドイツだけ禁止しても、フランスが規制していなければ意味がなく、
足元を見たヘッジファンドがさらに空売りを加速させました。
ローソンが有害図書を販売禁止にしても、隣のセブンイレブンで売っていれば、隣の売り上げが増え、
さらには有害図書に指定された本を読んでみたい、という人まで現れて、いつもよりもっと売れることになるようなもんです。
ハゲタカは価格が1日で大きく変動するものに飛びつきます。
今年はユーロで儲けよう!、がヘッジファンドの合言葉のようです。
でも、ハゲタカ達は今週、アメリカ・日本の株まで全面安になることも計算済みだったんでしょうか。
鷲津ファンドについていってみたら、
武市半平太に裏切られた岡田以蔵になってしまうかもしれませんから、
素人はマネーゲームには気をつけましょうね。
最後の落ちが理解できない人のために。
鷲津政彦も武市半平太も大森南朋です。大森南朋さんは、自分の気持ちを抑えて、脚本通りに演じられる役者だそうです。
落ちに解説をつけなければならないようでは、まだまだ、
落語の勉強が足りません。
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