泌尿器科医・木村明の日記


日本政策金融公庫


不景気になってから、いろんな金融機関から融資に関するダイレクトメールやFAXが届きます。

大体は名前を知らないか、サラ金?みたいな名前ですが、

先週は、日本政策金融公庫から、「診療所を営むみなさまへ」という書類が送られてきました。

社会的、経済的環境の変化等により、売り上げが減少するなど業況が悪化している方、

に4800万円まで融資してくれるそうです。

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「日本政策金融公庫」でぐぐるとこんなHPが出てきます。

日本政策金融公庫は旧国民生活金融公庫だそうです。

私が開業前の2004年5月20日に融資の相談に行った所です。

もし国民生活金融公庫から融資が受けられていたら、三井ホームが私のコンサルタントになっていたでしょう。

開業場所は、センター南ではなかったかもしれません。

融資には保証人か担保が必要なようでしたが、まだ住宅ローンが残っていた自宅は担保価値がありませんでした。

日本政策金融公庫が最近気前がよくなったのは、ゆうちょ銀行の上限が2000万円に引き上げられたのと関係があるようです。

ゆうちょ銀行が集めた貯金を国債以外で運用する先を模索しているような話が、日経新聞に出ていましたから。

私が母親を広島県からセンター北に連れて来た2005年の夏

いつもは無風選挙区の備後地方は郵政選挙で盛り上がっていました。

刺客としてホリエモンを送り込まれた亀井せんせい、どぶ板選挙で票固めをされていました。

あれから5年、亀井大臣が決めて、マスコミに先に流すと、鳩山総理はそれに追認するしかありません。

菅大臣や仙石大臣の反対を押し切って郵貯銀行の上限を2000万円に引き上げた亀井大臣のおかげで、

政府系金融機関からの融資の審査が、ゆるくなるかもしれません。

それにしても、旧国民生活金融公庫から「お金貸します」というダイレクトメールが届いたのには驚きました。
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