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サンマルクあざみ野店で経営会議


泌尿器科の患者さんは出足が遅い、というか年始にはあまりおいでにならず、仕事始めの行事を終わらせてから病院へ、という感じが勤務医の頃からしています。

やけどやかゆいは我慢できないので、休み明けすぐの皮膚科は混みますが、尿が出にくいPSAが異常だと言われた、というのは、年始の仕事を終わらせてから、という事なのか、昨日は泌尿器科の患者さんで結構忙しい外来でした。

それで昨夜は、サンマルクあざみ野店で事務長と経営会議。パン食べ放題で、子供が食べ盛りだった頃にはよく行きましたが、ここ数年行っていませんでした。

昨日は、ちょうどダイレクトメールでエビコースの割引券が届いていたので行きました。パンをしっかり食べた後に出てきたメインディッシュのパスタはエビやチーズよりマカロニの量が多く、でんぷんだらけの夕食となりました。

昨年の手術件数の集計が終わりました。
パイプカットは1年前と同じ33件、
包茎は9件減少し34件、
前立腺生検は10件増え44件でした。
詳しくはこのページで。

薬の卸さんからの請求書が出揃い、支出のうち医薬品仕入れ値などの変動費(患者さんの数に応じて増えるもの)は確定しました。医薬品仕入れ値は前年に比べ15%増でした。

という訳で、私費診療の前年比50%増加バイアグラレビトラシアリスプロペシアなどの患者さんの増加のおかげでした。

人件費・設備費などの固定費(患者さんの数に関わらず支払いが一定しているもの)は税理士さんにやってもらわないとわからないので、確定申告待ちです。黒字である事は確かですが、税金を払うとクリニックの通帳のお金がなくなりそうです。

昔、開業など全然考えていなかった頃、開業している先輩から、「税金を払うために借金した」なんて話を聞かされ、「税金は儲かっている人からしか取らないので、税金を払うお金がないというのは不思議」と思いました。

からくりは、借金返済。利子のほうは経費ですが、元金返済分は経費ではないのです。開業の時借金しすぎると、元金返済分は帳簿の支出として扱われないまま、通帳から現金が消えていくのです。ですから、税金を払うお金がないのではなく、元金返済のお金がないというのが正しい表現なのです。

「借金しすぎると」というのは、「元金返済額が減価償却を大きく上回ると」という意味です。もう充分難しい話なので、今日はここまで。


昨日いただいた池辺町産のトマトです。ららぽーと横浜からセンター南へはバスで1本。バスの本数も多く、池辺町の方の来院をお待ちしています。

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